1万人に1人の難病「潰瘍性大腸炎」により、大腸を全摘出したマンガ家の島袋全優さん。大掛かりな手術の影響でお尻に難治性瘻孔(ろうこう)が発症し、地元の沖縄を離れて三重の病院に入院していました。治療も経過も良好で無事に沖縄に戻った全優さんは、『腸よ鼻よ』の連載スタートに向けて準備を進めていきます。そんな中、いとこの結婚式に招待され一家全員で北海道に行くことに! 新連載を抱えながら、そして病み上がりの体での全優さんの北海道行きは実現するのでしょうか…!?
それでは、全優さんのボケとツッコミが冴えわたる闘病体験をのぞいてみましょう。病気を明るく笑い飛ばす姿に、勇気と元気がもらえます!
※本記事は島袋全優著の書籍『腸よ鼻よ 09』から一部抜粋・編集しました。
後悔先に立たず
商品の口コミから、以前に経腸栄養剤を処方された時にはすでにフレーバーがあったことが判明! 全優さんは当時の担当医の顔を思い出し、怒りがこみ上げてしまったようです。それでも、楽しみにしている北海道旅行の前に下痢を減らす対策が見つけられたことは良かったですね。著=島袋全優/『腸よ鼻よ 09』