SixTONESがMCを務める「バリューの真実」が8月15日に放送された
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8月15日放送の「バリューの真実」(NHK Eテレ)では、シュークリームのテクニックを紹介。店では20以上の工程で3時間ほどかかるシュークリームだがが、番組ではたった1時間で作れる簡単な方法を紹介した。

SixTONESがシュークリームづくりに挑戦

田中樹から、今回調理を担当するのは松村北斗と紹介を受けると、松村は時計を見る仕草をして「早速作っていきますか」と意気込みを見せた。また、カメラ兼アシスタントにはジェシーと京本大我が就いたほか、パティシエの北西大輔さんの解説を交えながら挑戦した。

シュークリームを店で作ると22の工程があり3時間ほどかかるが、番組では12の工程にして1時間ほどで作れる方法を紹介した。

生地作りでは材料を調理する30分前に常温に戻しておくのがコツ。リモートで出演する高校生から有塩バターを使う理由について質問が寄せられると、塩があることで生地の味付けになるほか、弾力も生まれるのだと言う。

材料を混ぜ合わせて電子レンジで加熱するが、北西さんによれば、電子レンジを使うことで飛ばす水分量が安定すると解説。また、高地優吾が加熱時間を分ける理由について質問すると、一度に3分加熱すると水分が飛びすぎてしまうため、最初に2分かけて、様子を見ながら加減するためだと説明した。

生地が完成したら、コップのふちに小麦粉をつけ、天板に敷いたシートの上に印をつけていく。これは生地の大きさを同じにすることで、火の通り方が均一になるのだそう。

カスタードクリーム作りでは意外なアイテムが登場

生地の焼き上がりを待つ間、カスタードクリーム作りへ。ここでは市販のプリンを使うことで、工程や時間の短縮につながった。プリンを電子レンジで加熱して溶かし、薄力粉やバターなどの材料を入れて混ぜ合わせ、冷蔵庫で冷やす。

35分ほどで生地が焼き上がると、森本慎太郎が「めっちゃいいにおい!」と声を張り、田中も「すごい、こんなんになるんだ!」と目を輝かせていた。

焼きあがったシュー生地を半分にカットし、冷凍用保存袋に、冷やしておいたカスタードクリームと生クリームを合わせてクリームば完成。松村がシュー生地にクリームを入れる工程では、「どれくらい?」と聞くと、ジェシーが「多め!」とリクエスト。北西さんからも「お好きなように絞って」と促されると、松村は「もっといっちゃおう!」と思いっきりクリームを絞った。最後に粉砂糖を振りかけシュークリームが完成。

森本は「クリームたっぷりシュークリームだね」と拍手しながら喜び、「これは半分に切ってるからできることですよね」とシュー生地を2つにカットすることで、クリーム量を調整できる点に触れた。

試食をした松村は「市販のより好きかも、これは美味しい!」と絶賛すると、メンバーたちも美味しさに唸っていた。ジェシーが「モチモチしてるね」、田中も「クリームが美味い」と称賛。京本からはカスタードクリームと生クリームを合わせず、それぞれを入れるツインシューのアイデアが飛び出すなど、シュークリームを堪能していた。

番組のもうひとつの見どころ

今回の放送では、手作りするには難しいイメージがあったシュークリームの印象ががらりと変わる企画だった。各工程でメンバーや高校生が気になった点について質問をしたことで、その作業をする理由が明確なり、納得感が生まれたのも特徴的。特別な器具を使わずにできるとあり、今回の企画で手作りシュークリームへの敷居がかなり下がったのではないだろうか。

電子レンジの加熱を待つ間、松村がカメラに向かってポーズを決めると、田中が「アラサーなのに何やってるの?」とすかさずツッコミを入れると、今度はカメラを回すジェシーが「かわいい、やっぱ役者だね」と称賛。わずかな時間でも、ボケにツッコミとSixTONESらしいユニークな会話を続けていたのも印象的で、単なるレシピ紹介にとどまらない、番組のもうひとつの見どころと言えそうだ。

※高地優吾の高は正しくは「はしご高」

執筆・構成/ザテレビジョン編集部 バラエティ班