日向亘がファースト写真集発売記念イベントを開催 / 撮影:栗原祥光
【写真】日向亘が爽やか笑顔でダブルピース!

俳優・日向亘が、ファースト写真集「5W1H(ゴダブルイチエイチ)」を発売。3月19日に都内で発売記念イベントを行った。

18歳の姿を収めた一冊

19歳の日向は、映画「太陽は動かない」(2021年)で俳優デビュー。2022年放送の「仮面ライダーリバイス」(テレビ朝日系)で注目を集め、現在は日曜劇場「Get Ready!」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)に出演中。

この日の囲み取材で、日向は「15歳で初めてお芝居をさせていただいて、それから3年後の18歳の時に写真集を撮らせてもらい、昨日19歳を迎えてのタイミングで発売させていただけてうれしいです」と初めての写真集発売について喜びのコメント。

「19歳、10代ラストということで、10代のうちにできること、勉強できることを、たくさん吸収して、駆け抜けられる1年になるといいなという気持ちになりました」と、前日に迎えた誕生日と絡めて、抱負を述べた。

写真集は2022年8月に3泊4日をかけて、三重・鳥羽の答志島で撮影。「答志島は、僕が『太陽は動かない』という映画でデビューさせていただいた時のロケ地です。今回3年ぶりに帰ってくるという形で写真集を撮影させて頂きました」と、撮影地に選んだ理由を語る。

そして、「答志島は今回撮影をさせてもらったスタッフさんたちが誰も行ったことがなくて、土地勘があるのが僕だけだったんです。本来スタッフさんがロケハンに行かれるんですけど、僕も行かせてくださいと行ったら、編集担当の方が『日向くんがいたら心強い』と言ってくださって。で、(現地)入りを早くさせてもらって、スタッフさんたちと一緒にロケハンをしました。その時に撮った写真も写真集に使われています」と声を弾ませながら撮影のエピソードを明かした。

また、同写真集には映画撮影時の思い出を振り返り、その場所で撮影したカットも含まれているという。

お気に入りのカットは、見上げている2枚の写真を選んだ。「これはデビュー作で、僕が個人的に印象深い、夕陽をバックに同級生と話をするシーンがあるんですけど、その場所で撮ったんですね。その3年前の撮影も思い出に残っていたし、ファースト写真集で答志島に行かせてもらうと聞いた時から、絶対あの場所で撮りたいと思いました。なかなか場所が分からなかったのですが、見つかって、ここで撮りたいですと言って、実際に夕焼けの時間だったので、夕陽をバックに撮りました。すごくすてきで、思い出深いカットです」と、セレクトした理由を一言一言をかみ締めるように語った。

日向亘 / 撮影:栗原祥光

「この1冊を見れば、僕がどういう人間か分かると思います」

「5W1H」というタイトルについては「英語の5W1Hから、どこで誰とでも楽しめる写真集にしたいという意味を込めました。それと5とWと1とHというのが、今年僕がデビュー5周年目の年になり、その1st写真集で、Hは日向、Wは亘という文字をとって、全体的にもいろいろな意味でも、そしてこのタイミングでしか使えないタイトルになっているんじゃないかなと思います」と説明した。

最後に「この1冊を見ていただければ、僕が大体どういう人間かというのも分かっていただけるんじゃないかなと思っています。日向亘という子が、なんとなく分かるんだけど『どういう子なんだろう?』という方にこそ、手にとってほしいです」と語ると、出来栄えを95点と評価。「残り5点は伸びしろとして撮っておきます」と、爽やかな笑顔を見せていた。

◆取材・文=栗原祥光

日向亘 / 撮影:栗原祥光