わたしにとっての「ドライカレー」はこのチャーハンタイプ / (C)杉森千紘/KADOKAWA
オトナになって夢が叶った! 鶏肉を遠慮なく使用した「ごろごろチキンライス弁当」【大人気ブロガーの「東京弁当生活帖。」】

相次ぐ日々の値上がりラッシュ、食卓に大打撃ですよね…! 節約も兼ねてお弁当作りをする方も増えている今、「明日のお弁当どうしよう?」と悩む方も少なくないはず。

かつてIT企業に勤めていた杉森千紘さんも、多忙から日常的に食生活が乱れ気味となり、当然のことながら食費も高額になっていたんだそう。杉森さんは一念発起し、節約と健康のため2006年よりお弁当作りをスタート。せっかくなら記録していこうとこっそりはじめた「東京弁当生活。」が、いつのまにか月間100万PV超えという大人気ブログに成長!

杉森さんいわく「自分の『好き』をお弁当箱に詰めればよし!」ということで、手作りのお弁当をもっとラクに、もっと楽しくするおススメのお弁当レシピとヒントをうかがいました。

※本記事は杉森千紘著の書籍『新装版 東京弁当生活帖。』から一部抜粋・編集しました。

うちのドライカレー弁当

■MENU

今回のお弁当内容

わたしにとっての「ドライカレー」はこのチャーハンタイプ / (C)杉森千紘/KADOKAWA
★ドライカレー(下記レシピあり)

カット野菜のサラダ(ポン酢ドレッシング)

ひとくちに「ドライカレー」といってもいろんなタイプがあるけれど、わたしにとっての「ドライカレー」はこのチャーハンタイプ。

昭和の香り、いや、おかんの作る焼きめし感全開の懐かしいルックス。

これはわたしが子供の頃に食べていたお母さんのドライカレー。

一般的に知られているのは水気のないドライタイプのキーマカレーを白いごはんにのっけるおしゃれなひと皿かと思いますが、こんな庶民タイプもたまにはいいですよ。

わたしが子供の頃に食べていたお母さんのドライカレー / (C)杉森千紘/KADOKAWA
■「ドライカレー」

◆材料1人分

合いびき肉…80g

玉ねぎ…1/8個

人参…1/8本

ピーマン…1/2個

にんにくのみじん切り…1/4片分

ウスターソース…小さじ1

カレー粉…小さじ2

カレールー…1/2かけ

サラダ油…大さじ1

温かいご飯…茶碗1杯分(約150g)

塩、こしょう…各少々  

◆作り方

1 野菜類はみじん切りにする。カレールーは粗く刻む。

2 フライパンに油を中火で熱し、にんにくと1の野菜を炒め、ひき肉、ウスターソースを加えて肉の色が変わるまで炒める。

3 火を止めてカレー粉、カレールーを加えて混ぜ合わせる。ご飯を加え、中火にかけて炒める。塩、こしょうで味をととのえ、全体になじませる。

●わたしのドライカレーはご飯を加えて炒めた、冷めても美味しい焼きめしのカレー版です。

◆PROFILE

杉森 千紘/ブログ『東京弁当生活。』管理人。国際線CAとして勤務の後、東京でのIT企業勤めを経て、現在はフリーランス。2006年より節約と健康のため弁当作りをスタート。どうせならメモっておこうとこっそりはじめたブログ『東京弁当生活。』が、いつのまにか月間100万PV超えの人気に。愛用の台所道具などのコンテンツも人気を集める。現在は京都在住。

著=杉森千紘/『新装版 東京弁当生活帖。』