今世界中で大ブームを巻き起こしている韓国ドラマ『涙の女王』をご存知ですか？
毎週土・日に「Netflix (ネットフリックス)」で独占配信中の韓国ドラマで、配信がスタートした2024年3月9日以降、視聴ランキング上位入りの大ヒット。4月3日、Netflixが発表したグローバルTOP10シリーズ(非英語)部門ランキングではNO.1を獲得。
日本をはじめ、アメリカ、カナダ、オーストラリア、インドなどでTOP10にランクインするなど、今、世界中で大ヒットしている超話題のドラマなんです。
韓国ではtvNで配信されているのですが、tvNのXによると「tvN歴代ドラマ 首都圏/世帯基準 視聴率1位」を達成したとのこと！ ちなみに2位は『愛の不時着』3位は『トッケビ』。超名作『愛の不時着』と『トッケビ』超えとくれば、その凄さがわかるはず！
話題のドラマ『涙の女王』はいつ、どこで見られる？
見られるのは「Netflix (ネットフリックス)」のみ。
他のサブスクでは見ることはできません。
『涙の女王』配信スケジュールは？
配信間隔は2024年3月9日～4月28日の毎週土曜・日曜。配信時間は23：20ごろ。
韓国では21:10放送となっており、数時間差で日本語字幕付きで見られるのはうれしいですね！
＜配信スケジュール＞
1話 2024年3月9日（土）※配信済
2話 2024年3月10日（日）※配信済
3話 2024年3月16日（土）※配信済
4話 2024年3月17日（日）※配信済
5話 2024年3月23日（土）※配信済
6話 2024年3月24日（日）※配信済
7話 2024年3月30日（土）※配信済
8話 2024年3月31日（日）※配信済
9話 2024年4月6日（土）※配信済
10話 2024年4月7日（日）※配信済
11話 2024年4月13日（土）※配信済
12話 2024年4月14日（日）※配信済
13話 2024年4月20日（土）23：20ごろ配信予定
14話 2024年4月21日（日）23：20ごろ配信予定
15話 2024年4月27日（土）23：20ごろ配信予定
16話 2024年4月28日（日）【最終回】23：20ごろ配信予定
※韓国ではスペシャル版が5/4（土）・5/5（日）に放映予定
※以降、ネタバレを含みます。ご注意ください。
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『涙の女王』主要キャラクター
大財閥クイーンズグループの令嬢ホン・ヘインと大恋愛の末に結婚して3年になる、名門ソウル大学法学部出身の弁護士。クイーンズデパートの社員時代、インターンとして秘密裏に会社で働いていたへインと出会い、彼女の正体を知らぬまま愛を育む。へインの正体を知った後、一度退職届を出し姿をくらますも、へインがヒョヌの実家の龍頭里（ヨンドゥリ）村にまでヘリで追いかけてきたことから、彼女を信じて結婚。田舎出身の一社員と財閥令嬢の結婚は「世紀の格差婚」として有名に。結婚後、クイーンズグループの法務取締役兼クイーンズデパートの法務チーム長を務めるが、会社では上司のへインに高圧的な態度をとられ、法務としての意見も聞いてもらえない状況。家では財閥のしがらみや妻の家族に振り回される日々。妻との関係も冷え切っていることから、ついに離婚を切り出そうとするが…。
▶演じるのは韓国トップ俳優キム・スヒョン！
1988年2月16日生まれ。2011年に出演した『ドリームハイ』で注目を集める。2012年に『太陽を抱く月』で一躍トップ俳優に。2013年『星から来たあなた』で世界的俳優に。スポーツ万能でも知られ、ボウリングはプロレベル。現在Instagramのフォロワー数はなんと1660万人！
大財閥クイーンズグループの令嬢で、クイーンズデパートの社長。クイーンズデパートの一社員だった夫・ヒョヌとは、正体を隠して働いていたインターン時代に出会い、大恋愛の末に結婚した。財閥の長である祖父からクイーンズデパートを任されたのち、3年間の営業利益が過去最高という手腕を発揮。“デパート業界の女王”と呼ばれ、クイーンズグループの後継者として有力視されている。幼いころに一緒に海で遊んでいた兄を亡くしたことをきっかけに、母からは冷たい態度をとられている。百貨店の売り上げをあげ「一兆クラブ」入りを目指しているところに、突然アクシデントが…。
▶演じるのはヒット連発の女優キム・ジウォン！
1992年10月19日生まれ。2016年『太陽の末裔 Love Under The Sun』で演じた軍医・ミョンジュ役で大ブレイク。チン・グ演じるデヨンとの「軍人カップル」の恋の行方が主演カップル級の話題に。2017年『サム、マイウェイ〜恋の一発逆転！〜』ではパク・ソジュンとともに主演し、ヒットに貢献。
ホン・へインの大学時代の同期で、ウォール街でも知られる有名投資家。海外トップブランドの会長とも親しく、企業関係者の誰もが接近したがるやり手。韓国に帰国した後、へインに再接近。その昔へインのことを「好きだった」とへインの夫・ヒョヌに堂々話す。
ホン・スチョル （クァク・ドンヨン）
へインの弟。クイーンズグループの後継者を目指しているが、いつも姉に敵わず悔しい思いをしている。妻であるチョン・ダヘとは、姉夫婦とは違って仲睦まじく暮らし、「一人息子」を可愛がっている。長男を事故で亡くしている母から、危険なことをさせないよう甘やかされて育てられたため、自転車も乗れない。クイーンズマートを任されている。
チョン・ダヘ （イ・ジュビン）
へインの弟・スチョルの妻。美しく、従順なキャラクターで財閥内で愛され、なじんでいるように見えるが…。
ホン・マンデ
ヘインの祖父でクイーンズグループ会長。靴磨きからはじめ、一代でクイーンズグループを築いた、クイーンズの絶対的「長」。愛人であるモ・スリを、家族より信頼している。
クイーンズグループ会長でへインの祖父マンデの愛人。堂々と家族同然に暮らしている。会長の前では静かにしているが、裏では…。クイーンズの面々より何枚も上手な、狡猾な女性。
ボムジャ
ヘインの父の妹（叔母）。バツ3。父であるマンデの愛人、モ・スリの髪の毛をつかんで飛び蹴りし、父から拘置所送りにされたことも…。一見派手で奔放に見えるが、家族を愛する心が強い。
ボムジュン
クイーンズグループ副会長の財閥2代目で、へインの父。一見温厚に見えるが、ヒョヌに「背を向けた仲間を無事に帰すな」「裏切りを企てる奴にクギを刺すんだ」と話す怖い一面も…。
ヘインの母。長男を海の事故で亡くし、へインを疎んでいる。
ヤンギ
ヒョヌの大学（ソウル大学）の同期。韓国No.1離婚専門弁護士で、ヒョヌが心の内を見せられる貴重な親友。ヒョヌが「離婚をしたい」と打ち明けた際や悩んでいる時に飛び出すアドバイスや発言が面白すぎると話題。
グレイス
美容サロンを経営。クイーンズグループ・ホン家の執事的存在で情報通。財界人や有力者同士のお見合いのコーディネートもしており、へインの弟・スチョルと妻ダへを引き合わせたのも彼女。へインが自分のコーディネート外のヒョヌと恋愛結婚したことをよく思っていない。
話題のドラマ『涙の女王』あらすじ
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■一社員と大財閥令嬢の出会いは「職場」。大恋愛の末格差を乗り越え結婚！
ペク・ヒョヌは大財閥であるクイーンズグループの三代目令嬢・ホン・へインと結婚して3年目の弁護士だ。
ヒョヌの実家は龍頭里（ヨンドゥリ）村で、父は里長、母はスーパーを経営している。幼いころから頭脳明晰でイケメン、水泳が得意でスポーツも万能、ソウル大学法学部首席の弁護士だが、田舎出身でクイーンズデパートの一社員だったヒョヌと、財閥令嬢の結婚はまさに格差ありまくり婚。「世紀の結婚」と注目され、ヒョヌは韓国一の幸せ者、逆玉の輿と話題になった。
結婚後は、クイーンズグループの法務取締役兼クイーンズデパートの法務チーム長として働いている。クイーンズデパートの社長は、妻のへインだ。
ヒョヌとへインとの出会いはクイーンズデパートだった。
クイーンズデパートの新入社員だったヒョヌが見かけたのはコピーがうまくとれない様子でコピー機をガンガン蹴っていた新人インターン、ホン・へイン。へインは財閥令嬢である正体を隠し、スパイ的な形でインターンとして働いていたのだ。
「コピー機が心配になった」というヒョヌはさっと手助けをし、コピー機を直して去る。
コピーやFAXすらまともにとれないへインを見かけるたびに手助けしていたヒョヌは、ある日へインを階段の踊り場に呼び出す。
へインがクイーンズの令嬢だと知らないヒョヌは、「このままだと君はクビだよ」「君が上司に怒られるたびに驚く」と先輩社員としてアドバイスしようとするが、へインは「なぜあなたが驚くの？ なぜなのかを考えてみたら」とクールに去っていく。
ある雨の夜。勤務先のクイーンズデパートから帰宅すべく閉店した店の入口で車を呼んでいたへイン。雨の中帰れずにいると誤解したヒョヌは、折りたたみ傘を差し出しながら、「気になる…」と話す。「驚くの次は気になる？」とつれないへイン。
そこでヒョヌは自分は実はソウル大学の法学部出身で、実家は地方にあるが代々地元の名士であること、牛は30頭以上いて今の住居も月払いではなく一括払い、と話す。
「だから何？」とへインが質問すると、「もしあなたがクビになっても責任を持ちます」と話すヒョヌ。共働きが理想だったが、へインが相手なら自分だけ働くことになっても問題ないと伝え、「好きだ」と直球で告白。傘を渡し、雨の中走り去るヒョヌ。
その後、へインとヒョヌはつきあうことに。だが、財閥令嬢であることを知ったヒョヌは退職届を出し実家で寝込んでいた。
そこにヘリコプターで追いかけてきたへイン。「私を放っておく気!?」と叫ぶへインを抱きしめたヒョヌ。「私は絶対にあなたを泣かせない」とへイン。格差をものともせず、愛を貫いて、2人は結婚したのだった。
――「あの時は天使か女神が降臨したのかと思った」とインタビュアーに話すヒョヌ。
「今は違う？」と突っ込まれると、「本当に僕たちは幸せに暮らしている」と慌てて否定するヒョヌだったが…実は離婚を本気で考えている。あんなに愛し合って大恋愛の末結婚した妻のへインとはすっかり冷え切っているからだ。
「ヒョヌは韓国一の幸せ者じゃないのか？」同期の弁護士たちは疑問を口にするが、ヒョヌが離婚したいと考えているのには、理由がある。
財閥の後継者指名を目指し、売り上げ一兆以上で入れるという「一兆クラブ」入りに燃える妻・へインは、凄腕だが高飛車なワンマン社長。自分の思い通りにならないと、ヒョヌが会議中であっても「すぐ来い」と即呼び出し。
へインの方針が強引すぎてクイーンズ側に不利になると伝えても「意見は求めていない。訴えられたら勝つのが法務部の仕事だ」というへインに、最終的に「承知しました」と力なく答えるしかないヒョヌ。夫婦・2人の様子に、凍り付く会議場…。
ヒョヌは正義感が強く、親切、情に厚い人柄。デパートで売り上げが下位で強制退店になりそうな店でも昔から頑張ってくれていると思えば助けるし、法務担当としてクイーンズのためにと真面目に仕事をしているのだ。しかし、妻は「情に厚いペク・ヒョヌさんは英雄になりたいの？」と嫌味を連発。
義弟の会社の問題をいきなり解決しろと言われたり、離婚ネタで騒がせないため子作りをしろ、そのために病院に通え、子どもが生まれたら留学してMBAをとれ、などすべてが一方的なホン家の人々。ヒョヌが「前にも話した通り、学位は不要です」と話しても、義母からは「選択の余地はない」と言われてしまう。子どもや将来について、妻と話そうとしても、まともに会話ができない状態だ。
外に出ればゴシップ対策のため2人組の男に監視される日々。
夜中、耐えきれず家を飛び出し、呼び出した親友・ヤンギの前でビールを飲みながら「あの家に帰りたくない」と泣き叫ぶヒョヌ。
「葉っぱ占いをしても、『離婚しない』になる。葉っぱですら僕の味方にはなってくれない…！ 地球上に僕の味方は誰もいないんだ…！」と号泣。
ヤンギは「妻は移り気で機嫌がころころ変わるが、ビルは永遠の味方だ。コンクリートは小言をいわない」と、ヒョヌをなだめる。
泣き歌いながら財閥家へ帰宅したヒョヌは「このままじゃ…」という思いもあり、へインの部屋の前で立ち止まるが、結局は自分の部屋へ。実質別居状態なのだ。
■へインの実家はクセ強ぞろい！会長・マンデは愛人の言いなり状態で…
へインの亡き祖母（会長・マンデの妻）の祭祀が行われる。
ヒョヌは祭祀の準備に追われていた。会長の方針で、クイーズでは男性が祭祀のすべての準備をすることになっている。が、会長の孫であるスチョルは言い訳ばかりをして参加していない。「ホン家の祭祀なのに、準備はキム氏、ユ氏、チョ氏、ペク氏しかいない」と男たちは愚痴をこぼす。手際よく料理や祭祀の準備をするヒョヌ。ホン家の祭祀は年に15回もあり、父親の祝いの行事にも行くことができていないヒョヌ。周囲は同じクイーンズ財閥関係者の中でも、直系の令嬢と結婚したヒョヌが一番大変だ、と同情する。
クイーンズの会長であるマンデは愛人のモ・スリのいいなり状態で、財閥家の中で一緒に暮らしている。家族よりモ・スリを優先し、何かと愛人の肩をもつマンデに周囲は諦め状態。モ・スリも堂々と法要に出席している。
そこに現れたのは会長の娘のボムジャ（へインの叔母）。「愛人のせいで母が亡くなった」と怒り狂い、モ・スリの髪の毛をつかんで飛び蹴りしたことから父である会長から拘置所送りにされていた彼女は釈放され、現れたのだった。
祭祀の後、長年勤めた人物が辞表を出していたがへインの父（クイーンズの副会長）は引き留めていた。結局その人物はクイーンズを去ることになったのだが、それまでは優しく声をかけていたのに、「恥をかかせろ」「背を向けた仲間を無事に帰すな」「裏切りを企てる奴にクギを刺すんだ」と話すへインの父。仲間だった人をそんな風に…とヒョヌはゾッ。
■ついに離婚を決意するヒョヌ！ そこに思わぬへインの告白「私、死ぬって」…え!?
ある日、ヒョヌは美容ビジネスを手がけ、ホン家に執事的な立場で出入りするグレイスから、衝撃の事実を伝えられる。
へインが結婚前に書いた遺言状があり、「万が一の時にはへイン名義の現金や財産一式は会社に譲ると書いてある」と教えられたのだ。グレイスに「社長は抜け目がない。まさかすべてを超越した世紀の愛だと思っていたのですか？ 社長は夫ではなく召し使いを探していたんですね」と言われてしまう。遺言状の存在すら知らなかったヒョヌは、ショックを受ける。
ヒョヌは離婚を決意。実家に帰り、父や母、兄や姉に「離婚する！」と宣言。家族はなんとか離婚を回避するようアドバイスするが、ヒョヌの決意は変わらない。田舎ゆえ、家族が離婚をすると何年にもわたって噂される、と姉や兄に言われるが、もう結婚を続けることは無理だと突っぱねた。
「話がある」と言うヒョヌに「私が先に話す」というへイン。
力なく「ああわかった」と彼女の話を聞くことに。
そこでへインが衝撃の告白が…！！
「私、死ぬって」
驚くヒョヌ。
「医者から余命宣告を受けた。あと3か月の命だって」と、へイン。
会社でへインから「行くところがあるから一緒に来て」と言われていたのだが、ヒョヌは冷たく断ったのだった。あの時、へインは病院から呼び出しがあったのだ。
で、あなたの話は？と聞かれ、動揺するヒョヌ。
離婚の話をしなくてももうすぐ別れが来る…？という本心を隠そうとするように、涙ながらに今までの態度を謝罪。「君なしで生きるなんて。愛してる」とへインを抱きしめるのだった…。
■このあと2人の関係はどうなる!?
財閥の婿という孤立状態の中、「他人のように暮らしてきた」妻との心の溝を埋めることをあきらめてついに離婚を決意した夫。
夫に感謝や愛はあるものの、関係を回復しないまま時がすぎてしまい、素直になれなくなってしまっていた妻。
がんじがらめの暮らしに、葉っぱ占いをするほどに「離婚したくて仕方がなかった」ヒョヌは、カウンセラーにも「むしろ妻が嫌いです」と断言していたのですが、突然の妻の余命宣告に態度をフルチェンジ。
「いつまでこの生活が続くのか」と悲観していたヒョヌにとって、「死別」は財閥一家の恐ろしい報復もない「安全な離婚」を手に入れることができるチャンス。
さらにはヤンギから「3か月間に奥さんに愛情を注ぎ、遺言を書き直させて財産も相続しろ！」というアドバイスをされ、あわよくば…という気持ちも生まれます。
気遣うフリをするヒョヌに最初は疑いの眼差しを向けていたへインでしたが、あらゆる偶然をポジティブな方向に勘違い。「こんなに彼は私のことを思ってくれていた」と感動。
「もうどうにでもなれ、と思っていたけど、私、あなたのためにも生きなくちゃ！」と俄然生きることに前向きに。ヒョヌは「いやいや、そうじゃなくて…！」と思いつつも、母や弟との確執から、身内にすら安心感を持てない彼女が置かれている孤独、病気への不安が痛いほどわかるヒョヌ。妻を守りたいという気持ちが芽生えていきます。
ウンソンや、モ・スリの恐ろしい思惑が明らかになっていき、夫婦や、財閥一家の人間模様が変化。ヒョヌとへインは消えかけていたと思っていた愛を取り戻していきます。しかし、へインの病気はどんどん進行していき…。
【考察】だから「涙の女王」が面白い！３つのポイント
■1.家庭内別居状態だったのに、妻がらみで嫉妬!? 夫にトキメキ!? 素直になりきれない2人にやきもき…！病気の発覚や、妻へインのことを昔好きだったという、やり手投資家ウンソンが現れたことにより、それまで考えてもみなかった感情が芽生えるヒョヌ。自分でも「？？？」と、自分の気持ちがわからず混乱。
親友ヤンギに「嫉妬してるんじゃ？」と聞かれるも全力で否定。「僕に好きな人がいてライバルに抱く感情が嫉妬。2人が親しくてもどうでもいい！」と言いながら、飲んだ勢いで、妻へのお土産にと屋台のピーナッツパンを温かいまま家に持ち帰ろうとしたり、妻にスーツを褒められるとスキップ＆鼻歌を歌ってみたり。妻を愛していることをなかなか認めないヒョヌ。
一方、妻のへインは、心配する夫の様子（最初はフリですが）に心を開いていき、パーティに颯爽と現れた夫にときめきを覚えます。別荘でイノシシに襲われそうになり助けてくれた夫に抱きかかえられて動揺したり、思いがけず夫の筋肉を見て高揚したり…。
すぐには素直にはなれない2人に、「早くくっつけばいいのに！」とやきもき。書類上や法的には「くついているはず」の夫婦に想いを通わせてほしいと、応援する気持ちが出てくるのが新感覚！
普通のドラマは「2人は結婚し、幸せに暮らしました」が通常パターン。ところが、このドラマは大恋愛の末結婚した夫婦が「離婚」の危機を迎えたのち、消えかけた愛を取り戻していく、という今までにはない設定のドラマなんです。
冷え切っていたはずの2人がどう変化していくのか、目が離せません！
キム・スヒョン演じるヒョヌは、ソウル大法学部を首席で卒業した超賢いエリート。なのに、賢さをひけらかさない実直な人物。仕事ではビシッとスーツを着ててきぱき的確に仕事をしていきます。ホン家のトラブルや無茶なお願いでも、持ち前の頭の良さで切り抜ける様子は見ていてスカッとするし、とにかく格好いい！ 実は海兵隊の射撃部隊出身でへインがイノシシに襲われそうになると銃で一発で仕留めたり、暴漢に襲われそうになるとめちゃくちゃ強かったり（ボクシングの選手だった）…。…なのですが、酒を飲みながら「あの家には帰りたくなぁい～！！」とわんわん泣いたり、いい大人なのに、離婚できるか葉っぱ占いをしてみたり、妻に離婚合意書を作ったことがバレそうになると慌てまくったり。酔った姿も可愛すぎ！ ONとOFFの切り替えやギャップにトキメキ要素がたっぷり。
最後に流れるエピローグが最高と話題。例えば本編ではさりげなく流れたシチュエーションでも、エピローグではその時のへインとヒョヌそれぞれの様子が紹介されるなど、「え、あの時そうだったの!?」というものも。2人の過去についての描写などもあり、驚きや発見がいっぱいで、最後まで見逃せないポイントに。見ている側としては、今回は本編のどこがエピローグに出てくるの!? と予想するのも楽しい。ドラマ本編を見終わって「この後2人はどうなるの～!?」というやきもきした気持ちでも、エピローグがあることで、2人が運命の相手であることや、思いやっていることがわかるのも◎。
SNSでは「すでにロスになりそう」「こんなドラマ今後出会えるのか不安」「めちゃくちゃロマンチック」「毎回泣いてる」「韓ドラの本気を見せられてる」「全てヤバい」「最終回を見たいのに終わっちゃうと思うと見たくない」ととにかく熱量が高いポストが大量に！ まだ見ていない、という方はハマること覚悟でチェックを！
Netflixシリーズ「涙の女王」独占配信中
【レタスクラブ編集部YYY】
