NEWS・小山慶一郎さん&おうち料理研究家・みきママさん姉弟の新企画「小山姉弟の食卓」! おふたりが子どものころに食べていた思い出の味から、姉から弟に伝えたいオリジナル料理まで、リアルな姉弟トークとともにお届けします!

【写真(全12枚)】人生初!初々しく餃子を包む小山さん

今回は小山さん初の「餃子づくり」に挑戦! みきママ特製「タレいらずの羽つき餃子」を作っていきます! 現場で「冷めてもパリパリ!」「美味しすぎる」とスタッフも驚いた絶品レシピです!

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小山慶一郎さんと、姉・みきママが初コラボ! 思い出の餃子づくりに挑戦 / 調理/みきママ 撮影/三村健二 スタイリング(衣装)/三島和也(Tatanca) スタイリング(フード)/中村弘子 ヘア&メイク/KEIKO
みきママ:ほら、慶一郎! ポーズポーズ。

小山:笑顔100点満点だな(笑)。

みきママ:ではでは、さっそく餃子の皮であんを包んでいきますよ~。

小山:……。

みきママ:どうした慶ちゃん。もしかして、餃子包めないの!?

小山:教えてくれよ! そういう記事なんじゃないの!?

みきママ:教えますけど……。お母さん、お店(編集部注:お二人のご実家の中華料理店)であんなに餃子作ってたじゃん……。見てなかった!? まずは親の手伝いしろ!

小山:母ちゃんが餃子作るの、見てたんだけどなぁ。っていうかさ、世の中の人、みんな餃子作れるの!? 俺みたいな人、ぜったいいると思うんだけど。

みきママ:そういう人が慶一郎の姿を見たら、料理へのハードルが下がるかもしれないね。 

小山:それが俺の役目! 

みきママ:はいはい(笑)。じゃあ、餃子の包み方をしっかり覚えようね。まず餃子の皮を手にのせて、真ん中にあんを大さじ1くらいのせる。

小山:のせた。

みきママ:皮の縁にぐるっと水をつけたら、半分に折る。

小山:折った。

みきママ:皮の端をつまんでくっつけたら、手前の皮をたゆませてひだを作って、奥の皮にはりつける!

小山:肉が出た~(笑)。

みきママ:ちょっと! 小籠包みたいになってる(笑)。

小山:いやいや、どうやんのこれ!? やばいやばい……。もうどうしようもできない!

みきママ:一か所ひだを作ったら、手の位置をずらしながら次のひだを作るんだってば。慶一郎、一か所にひだつくっちゃってるじゃん。

小山:いや、わかってる。マジでわかってる。言ってる意味は心からわかってるんだけど、手が動いてくれないのよ……。

みきママ:ここにお母さんいなくてよかったね。

小山:いたら大変。大騒ぎ。ちょっともう1回やりますわ。肉がはみ出したら、とっちゃえばいいんだ。

みきママ:一度も店の手伝いをしてこなかった結果がこれよ。スタッフのみなさん、慶一郎がちょっとできるようになっても、ほめないでくださいね~。

小山:できた……! でもみきのと全然違う。なんでそんなに上手なの!? くやしい~。

みきママ:はる……じゃなかった! 息子の名前を呼んじゃった(笑)。あらためまして、慶一郎。もうこの餃子はいいから、棒餃子作ろう。

小山:そうだ、棒餃子があった! 俺は棒で行く。

みきママ:片栗粉を入れたほうのあんを使ってね。皮の中央にあんをのせたら、皮の縁に水をちょんちょんとつけて、皮の手前と奥を貼り合わせるだけ。簡単でしょ?

小山:超逃げ道かもしれないけど、これならできるわ。俺みたいな初心者さんは、この包み方を覚えておくといいね。

みきママ:慶ちゃん、もう二度と普通の餃子の包み方しないでしょ?

小山:ぜったいしない。

みきママ:やるの! 練習してインスタにのせなさい!

みきママ:じゃあ焼きますか。

小山:焼こう焼こう。一生焼けないかと思った。

みきママ:永遠に包んでたの、慶一郎だから! この焼き方、すごいんだよ。超画期的。

小山:どこらへんが?

みきママ:ふつう餃子に羽をつけるときって、片栗粉や小麦粉を使うことが多いんだよね。でも今回は、薄力粉と強力粉のダブル使い! 強力粉を使うことで皮がパリッパリになって、冷めてもおいしいの。冷凍餃子を焼くときにもこれで羽をつけると、子どもたち大喜びよ。

小山:餃子と餃子の間、ずいぶん広く開けるんだね。なんで?

みきママ:いいところに気が付きました。こうすると羽がたくさんできるでしょ?

小山:なるほど~。羽好きさんにはいい焼き方。

みきママ:フタをして蒸し焼きにします。ちょっと慶一郎、もしや餃子包んでるの?

小山:うん。リベンジ。

みきママ:このがんばり屋さんめ! さっきより上手。すごい進歩してる(小山さんの頭をぐりぐり)。

小山:やめろよ~髪さわるの!  めちゃくちゃにされたんだけど!

みきママ:できたときは、なでなでするのよ(笑)。さて、水分がなくなったのでフタをオープン! 

小山:いいにおい!

みきママ:仕上げにごま油をフライパンの縁からかけるんだけど、こうすると羽がパリッとして、フライパンの縁をはしで一周するだけできれいに羽がはがれるの。こんがり焼き色がついたら、完成です!

小山:できた、俺の初餃子! うまそ~!

今回作ったのは▷タレいらずの羽つき餃子

この仕上がり! / 調理/みきママ 撮影/三村健二 スタイリング(フード)/中村弘子
材料(4人分)

・餃子の皮…40枚

・豚ひき肉…400g

・キャベツ…1/4個(300g)

・にら…1/2束

A

・おろしにんにく…小さじ2

・おろししょうが…小さじ2

・しょうゆ…大さじ2

・オイスターソース…大さじ2

・鶏ガラスープの素…小さじ1

・こしょう…少々

B

・水…200㏄

・薄力粉…小さじ1 1/2

・強力粉…小さじ1

(棒餃子用)

・片栗粉…小さじ1(棒餃子のタネ100gに対して)

作り方

1.キャベツ、にらはみじん切りにする。

2.ボウルに1とひき肉、Aを入れ、粘りが出るまでよく混ぜる。

3.2から、棒餃子分としてお好みの量を別のボウルに取り分け、片栗粉を加えてよく混ぜる。

4.餃子の皮に2を大さじ1/2から大さじ1ずつのせ、皮の縁に水をつけてひだを寄せながら包む。

【棒餃子にする場合】皮の中央に3を大さじ1ずつのせ、皮の縁に水をつけて皮の手前と奥を中央で貼り合わせ、棒状に整える。

5.フライパンに3、4を6~8個ずつ、すき間を空けて並べる。Bをよく混ぜてから加えてふたをし、水分がなくなるまで強火で6分ほど蒸し焼きにする。

6.ふたを取って弱めの中火にし、ごま油大さじ1/2を回し入れ、こんがり焼き色がついて羽がパリッとするまで焼き、火を止める。

7.フライパンに器をかぶせて逆さにし、餃子を器に盛る。

■PROFILE

小山慶一郎(NEWS)●1984年5月1日生まれ、神奈川県出身

Instagram@keiichiro.koyama

みきママ●お家料理研究家。著書は累計250万部を突破。管理栄養士を目指し42歳で大学に再入学したことも話題に。小山慶一郎さん(NEWS)の実姉としても知られる。最新著書に『みきママの東大合格弁当』(扶桑社)がある

Instagram@mikimama_official

<スタッフ>

調理/みきママ 撮影/三村健二 スタイリング(衣装)/三島和也(Tatanca) スタイリング(フード)/中村弘子 ヘア&メイク/KEIKO 取材・文/恩田貴子

<衣装協力>

みきママさん▶チュニックシャツ¥4,500 パンツ¥3,990/ともにCRAFT STANDARD BOUTIQUE イヤリング¥1,490/AMERICAN HOLIC

問い合わせ先:全て株式会社ストライプインターナショナル プレスルームTEL03(6773)7554