「支配種」チュ・ジフン“チェウン”とハン・ヒョジュ“ジャユ” / (C)2024 Disney and its related entities
【写真】劇中とはイメージがらり!会見で“おちゃめ”なポーズを決めるジフン&ヒョジュ

「キングダム」(2019年)のチュ・ジフンと「ムービング」(2023年)のハン・ヒョジュが初共演するドラマ「支配種」(全10話/ディズニープラスのスターで毎週水曜に2話ずつ配信)の第3、4話が4月17日に配信された。ジフン演じるボディーガード、ウ・チェウンが毎話繰り広げる本格アクションに加え、ヒョジュ演じる国際企業CEOユン・ジャユとの距離感にも変化が…。信頼と疑念の間で刻一刻と変わっていく2人の関係性にハマる視聴者が続出している。(以下、ネタバレがあります)

チェウン、ジャユのボディーガードとして大活躍

「支配種」は、元軍人のチェウン(ジフン)が大統領テロ事件の真相に迫るサスペンス。チェウンは、人工培養肉技術で急成長する国際企業・BF社の会長でテロの生存者・ジャユ(ヒョジュ)に疑いを持ち、意図的に近づいていく。第3話では、チェウンたちがBF社を襲ったランサムウェアによるハッキング事件の犯人を突き止める展開が、そして第4話では“ハッカー”が死亡した状態で発見され、ジャユが殺人の嫌疑をかけられる展開が描かれた。

チェウンが正式にジャユのボディーガードとなり、いよいよストーリーが動き始めた。BF社のCEOであり、ビジネスの世界で成功したジャユは犯罪の標的になりやすく、命の危険にもさらされている。チェウンはその護衛のみならず、ハッキング事件の真相解明や犯人追跡にも能力を遺憾なく発揮していった。

ウ・チェウン(チュ・ジフン) / (C)2024 Disney and its related entities

チュ・ジフンの魅力爆発!1対17の本格アクション

一流のアクション俳優でもあるジフンだけに、アクションシーンも盛りだくさん。第3話ラストでは、本作の脚本を担当したイ・スヨン氏もお気に入りのシーンだというチェウンの1対17アクションが描かれた。17人の男たちを相手に狭い路地に身をひそめ一人一人引き入れ倒していくという、チェウンの戦闘能力だけでなく頭の良さも存分に発揮される場面だ。

第4話では、ジフン自身が印象深いと語った激しい銃撃戦シーンも登場した。現場でジャユが体を震わせる描写が、銃撃の生々しさを物語る。チェウンの体に銃弾が食い込むラストには、視聴者からも悲鳴が上がった。

ウ・チェウン(チュ・ジフン) / (C)2024 Disney and its related entities

「私が守ります、そばにいます」にキュン…

一方で、チェウンとジャユの関係も刻一刻と変化している。

大統領を狙ったテロの現場にチェウンもいたことを知ったジャユは、チェウンへの不信感を募らせる。だがチェウンの機転もあって一連のハッキング事件の犯人を突き止めると、不信感は一転、信頼感へと変わっていく。ジャユとチェウンの妙に打ち解けた空気にオン・サン(イ・ムセン)が戸惑いを見せる場面は、ジャユとチェウンの距離感が縮まったことを示す印象的なシーン。シリアスな本作にあって、ニヤリとさせられる場面でもある。

裏切者が内部にいると分かり、ショックのジャユ。そんなジャユを慰めるため、チェウンがまるで彼女の肩を抱くかのように後ろからふわりとブランケットをかける場面や、緊迫する銃撃戦のさなかで震えるジャユに「大丈夫です。負傷者は出しません。私が守ります、そばにいます。いいですね?」と優しくささやくシーンなど、ジャユとチェウンのロマンスも期待させる展開に、視聴者からも興奮の声が続出。

「チェウンが最高のボディーガードすぎて…たまらない展開!」「チェウンの言動がことごとくツボ」「ジャユとチェウンのケミが良すぎてじわじわ来てる」「ジャユとチェウンがちょっとずつ仲良くなっていく展開に悶えてる…」といった声が上がるなど、硬派なサスペンス展開に見え隠れする絶妙なロマンスの香りに魅了される視聴者が続出している。

激しい銃撃戦の末、チェウンが絶体絶命のピンチに陥ったシーンで終わった第4話。続く第5、6話は4月24日(水)に配信される。見え隠れする陰謀だけでなく、ジャユとチェウンの微妙な関係にも注目したい。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

「支配種」の日本語版本ポスター / (C)2024 Disney and its related entities