お仕事漫画「ぷく子OLとイッヌの日常」には、「あ~、あるある!」「いるいる、こんな人!!」と思わず頷くエピソードがズラリ。著者は、現役のWebデザイナーでありつつ、過去にさまざまな職歴を持つぷく子(@pukukoOL)さん。主に事務系の仕事経験が多いぷく子さんだが、作業員としての経験も持つ。今回は短期バイトで箱詰め作業をしたときのエピソードを描いた漫画を紹介する。
ぷく子さんがギフト商品の箱詰め作業のバイトをしたときの話である。最初からはっきりと「短期」と決めていたわけではなかったが、このあとの人間関係で結果的に短期で切り上げることを決意するのだが、それはまたあとの話。
その職場では20~60代の女性が働いていた。どんな職場でも同じだが、女性だらけの職場ではたいていグループが存在する。当然グループに無関心の人もいるのだが、そういう環境下では必然的に力関係が弱くなってしまうのが世の常だ。
そしてグループが存在すれば、必ずといっていいほど中心的人物が存在する。あるグループのボスはベテランバイトのRさん。Rさんは短気な性格で陰口も多く、感情表現が激しいタイプだった。彼女のせいで入ってもすぐに辞めてしまう新人は多く、のちにぷく子が契約更新をせずに辞める決断をするのも彼女の存在が原因だった。
あるときぷく子はRさんが「もーあの人いつも要領悪いよね。わからなかったら聞けってね」とほかの人の文句を言っているところを耳にする。Rさんがこの職場で一番のくせ者だと判断したぷく子は、それからというものRさんを避けるのではなく、逆にことあるごとに積極的にRさんに聞くようにした。すると、「わからなかったら聞けってね」と言っていたRさんの口から信じられない言葉が…!!
ほかにもRさんの問題発言は止まらない。職場の上司からぷく子に「このままバイトを続けないか」と打診はあったものの、予定していたバイト期間が終わると、とっとと辞めることに。続けるという選択肢は全くなかったという。「ああいう人が近くにいる職場だと必ずトラブルが起こって火の粉が降りかかってきます。なので、トラブルに巻き込まれないうちにさっさと退散しました」とぷく子さんは話す。“バイト”という身軽さがあったので辞める決断もしやすかったのだろう。
ちなみにアルバイトを辞める際、辞める意思を伝えるのに最適な期間はどれくらいだろうか?法律では「解約の申し入れは2週間前にする」と定められているが、それはあくまでも法律上である。一般的には次のバイトを就業先が採用するまでの期間として1カ月前に申し出るのがいいとされているが、各就業先によって就業ルールは異なるので、一度確認してみよう。
ぷく子さんのブログ「ぷく子OLとイッヌの日常」には、このほかにもオフィスのあるあるエピソードが盛りだくさんそろっている。共感できて笑える漫画が多いので、時間があるときに覗いてみては?
画像提供:ぷく子(@pukukoOL)