現役のWebデザイナーでありつつ、過去にさまざまな職歴を持つ作者・ぷく子(@pukukoOL)さんがつづるお仕事漫画「ぷく子OLとイッヌの日常」には、「あ~、あるある!」「いるいる、こんな人!!」と思わず頷くエピソードがズラリ。今回はそんな“あるある”漫画の中でも「いやいや、ないないっっっ!!!」と叫んでしまいそうなエピソードをひとつ。果たしてこんなボーナスをもらったことがある人はいるだろうか?このエピソード、意外と“あるある”だったら怖い…。
これは、ぷく子さんが新卒で入社した企業での話。もともと毎年の賞与は少額で、ないときもしばしば…。10万円もらえたときはうれしくて「わぁぁぁ」と感激していたという。
ある年の12月。ぷく子は「今年の冬のボーナスは出るのかな」と同僚と会話をしていた。すでに「ない」という噂も出回っていて社内はあきらめモード。そんなとき、社員ミーティングの場で店長からボーナスについての重大発表がなされた!!「皆さん!な・な・なんと!!今回のボーナスは…これです!」と盛大に打ち出された賞与の正体とは…!?この件に関してぷく子さんに話を聞いてみた。
――このボーナスは、ぷく子さんが新卒で就職した企業で支給されたのでしょうか…?
はい、大学卒業後に全国展開している小売店に就職したのですが、その企業でのエピソードになります。時代も時代だったということもあるのですが、とてもブラックな企業で、今だと訴えられるレベルのパワハラも日常的でした…。さらに意地悪な先輩もいて、大変だった思い出があります。
――なぜお饅頭だったのでしょうか…?
毎月本社から各店舗に一定額支給される“レクレーション費”というものがあり、各店舗の店長の采配で飲み会や食事会など従業員のために使用されていました。お饅頭はそのレクレーション費で購入されたものだと聞きました。
――では、店長が購入されたのでしょうか…?
はい。現金の支給がなかったので、せめてもの気持ちとして店長の発案で用意してくれたようなのですが…なぜお饅頭…(苦笑)。
店長の厚意で用意されたものと思われ、その気持ちには感謝したいが、逆にむなしくなるのでこれだったら何もなかったほうがまだマシともいえる。記憶に残るちょっと強烈なボーナスを今回お届けしたが、これ以上のボーナスをもらったことがある人もいるのであろうか?ぷく子さんのブログ「ぷく子OLとイッヌの日常」には、このほかにもオフィスのあるあるエピソードが盛りだくさんそろっている。共感できて笑える漫画が多いので、時間があるときに覗いてみよう!
画像提供:ぷく子(@pukukoOL)