サイト終了のお知らせ

平素より「OneNews」をご利用いただき、誠にありがとうございます。本サイトは2024年5月15日をもってサービスを終了いたします。
サービス終了後、OneNews掲載の一部コンテンツ(ビジネス記事、マネー記事)は、
当社運営メディア「ウォーカープラス」に引き継がれますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

有給休暇を申請したら「なにこれ」と上司!理由が「私用の為」はNGってなんで!?この会社独自の驚きのルールとは…!?

2023/11/24 11:00
SHARE

ブログ「ぷく子OLとイッヌの日常」で、個性豊かな人々と働く日常を描いた漫画を連載している、ぷく子(@pukukoOL)さん。現役のWebデザイナーでありつつ、過去にさまざまな職歴を持つ彼女がつづるお仕事漫画は、「こんなことってある!?」とツッコミたくなるエピソードばかり。今回は「有給休暇」にまつわるエピソードについて紹介する。


これはぷく子さんが新入社員として初めて就職した会社での話。有給休暇を取得したく、上司に前もって相談をしたうえで申請書を提出した。すると、その申請書を見た上司は「なにこれ」と開口一番に問いただした。

有給休暇を取得しようと申請書を提出したら、この会社独自の変なルールを知った!
有給休暇を取得しようと申請書を提出したら、この会社独自の変なルールを知った!


上司が見ていたのは、申請理由の欄。「申請理由が『私用の為』はダメだから」というのだ。「私用のため」や「私事都合のため」というワードは、一般的に使われている申請理由のはずだが、一体これのどこがダメだというのだろうか…?ぷく子さんはこのあと上司から、申請理由に関するこの会社独自の驚きのルールを聞かされる。「え!?なんで!?」と耳を疑うような理由とは一体…!?この会社では昔から皆従ってきたしきたりのようで、ぷく子も有給休暇を取得するにはそれに従うしかなかったが、意味不明の会社独自のルールに首をかしげるぷく子さんなのであった…。

このエピソードをはじめ、初めての就職先で起こった“謎”としかいえないさまざまな独自ルールやハラスメントについて漫画化しているぷく子さん。漫画化した理由などについて話を聞いてみた。

友人と旅行に行くために有休を取得したかったため「私用」としたのだが…!?
友人と旅行に行くために有休を取得したかったため「私用」としたのだが…!?


――意地悪な先輩、パワハラ上司などが登場する「初めての就職ストーリー」を漫画化されていますが、これは実話でしょうか?

はい、嘘みたいなんですが、実話です。初めての就職先での出来事で少し前のエピソードになりますので、今現在よりもおかしなルールやハラスメントが多かったです。

――エピソードやネタは当時から書き留めていたのでしょうか?

当時は新入社員で毎日の仕事をこなすことにいっぱいいっぱいだったので、ネタを書き留めるなんて余裕はありませんでした。思い出しながら描き進めていくうちにそのころの記憶がよみがえり、さまざまなエピソードを漫画にすることができました。

――漫画化して振り返ったときに心境の変化はありましたか?

漫画にすることで第三者的視点に立つことができ、当時は苦手だった先輩や上司の気持ちも少しは理解できたので、漫画にしてよかったなと思っています。

病院には行かないのに、なぜ「通院」?この会社ではそういうルールになっているようで…
病院には行かないのに、なぜ「通院」?この会社ではそういうルールになっているようで…

今回の有給休暇の申請理由だが、実際に「私用のため」で取得できないことがあるのだろうか?法律的には会社に明確な理由を伝える必要はないとされている。有給休暇の取得は法律で定められた労働者の“権利”のため、「私用」が理由でも問題なく有給休暇は取得できるのだ。

しかし「私用」では受け付けてくれず、「具体的な理由」を求める場合も実際にあるようだ。これは違法には当たらないのだろうか?有給休暇は、基本的には労働者が自由に取得できるものとされている。しかし、労働基準法において会社側が「事業の正常な運営を妨げる場合」と判断した場合のみ、「時季変更権(※労働者が指定した日から別の日に変更できる権利のこと)」を使うことが可能で、時季変更権の行使を判断するために労働者に理由を尋ねることは問題にならないとされている。

「有給休暇=通院」が暗黙のルール
「有給休暇=通院」が暗黙のルール

これらの漫画について「同じ境遇の方に共感していただいたり、仕事や家事の合間に見てもらいクスッと笑っていただけたらとてもうれしいです」と語っていたぷく子さん。クスッでは済まない強烈エピソードも多数あり、読んでいておもしろいのでぜひチェックしてみて!また、ファンが多い「迷惑系OL・マッサン」が主役のマッサンシリーズもおすすめ!無茶苦茶な性格でありえない言動を繰り返すマッサンは、なんと実在の人物。ぷく子さんによる柔らかい絵のタッチで描かれることによってファンが急増したキャラだ。マッサンの強烈すぎる逸話は、実話ではあるものの、もはやギャグ漫画のようで笑えてくるので、読んでみよう。

画像提供:ぷく子(@pukukoOL)

■ぷく子
ブログ「ぷく子OLとイッヌの日常」:https://pukuko.com/
X(元Twitter):https://twitter.com/pukukoOL
Instagram:https://www.instagram.com/pukuko_4koma/

人気ランキング

お知らせ