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短編小説で売り上げUP!?プロの小説家が描いた「物語」で顧客の購買を促進する新サービスが始動

2023/09/21 09:30
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株式会社CRY4は、各社のサービスをテーマにした独自の短編小説を制作する取り組みを2023年8月に開始。各社提供するサービスが「ユーザーの生活をどう変えるのか」「本質的に提供している価値は何か」を、小説を通して顧客にわかりやすく伝え、共感を得てその実現に向けて組織が動き出す土壌作りのサポートをする。

短編小説で思いを伝える
短編小説で思いを伝える


本質価値を伝えるためには「未来図&物語」が必要

心を動かすCMには商品やサービスの説明はほとんど登場しない。その製品が登場するキャラクターの人生の流れを変えたこと、ひいては私たちの人生をも変える可能性があることを伝える「物語」に主眼が置かれている。一方で、インターネット上にあふれる情報には商品やサービスの説明がほとんど。特に新規事業となると、共有できる顧客の物語すらない状況だ。

本サービスは、より手軽に、物語を通した価値訴求を実現できるよう、出版経験のあるプロの小説家がヒアリングをもとに独自の短編小説を制作する。

・納品までの期間:1〜2カ月
・価格:サービスページより要問い合わせ

導入事例

行政向けにAIを活用した市民への悩みチャット相談システムを開発する株式会社ZIAI。自治体では“前例”の有無が非常に重視され、初期顧客を獲得できるか否かが事業の命運を握っている。サービスのベネフィットを伝えるだけにとどまらず、「サービス導入により自治体担当者の仕事がどのように変わるのか」という未来を共有し、ワクワクを感じてもらう必要があった。それら、いまだ実現していないサービスの未来を「物語」を通じて感じてもらうことを目的に導入が決定し、5分ほどで読める短編小説が完成した。

【画像】導入事例(株式会社ZIAI)「キミの両手は2/1000」
【画像】導入事例(株式会社ZIAI)「キミの両手は2/1000」


本サービスについて、株式会社CRY4の担当者に話を聞いてみた。

「(サービスを開始した目的は?)『言っていることは理解できるけど、納得がいかない』、『論理的には正しいのはわかるんだけど、腹落ちできない』と思ったことはありませんか?人間にとって、“理解”と“腹落ち”の間には大きな溝があり、これを埋めるために試行錯誤しているビジネスパーソンは多いと思います。ただし、この腹落ちをつかさどる脳部位は言葉そのものを理解できないので、直接的な言葉表現で説明だけを続けても成功しません。そこで、物語によって読み手の頭の中でイメージを膨らませてもらうことで、顧客を腹落ちに導くことを狙いとして本サービスを立ち上げました」

「特に小説は、間接的表現により暗示的にメッセージを届けることに長けたコンテンツ。たとえば、“愛してる”という直接的表現を使わずに、主人公が彼女のことを愛していると読者に伝える技法をたくさん使っています。そして短編小説は、それを短い文章量で実現していて、誰でも読みやすい。CMや動画よりも費用や制作時間も抑えられて、しかも微修正であれば自分たちで対応できます。短編小説こそが、多くの企業にとって顧客の納得や腹落ちを引き出せる武器になると考えております」

「(本サービスのイチオシポイントは?)出版経験のある小説家がその会社・サービス独自の短編小説を描くことです。もちろん、顧客の課題やサービスの特徴、どのようなシチュエーションで使用してもらうかなどの事前情報は、経営経験もしくは事業開発経験のある担当者が最初にヒアリングさせていただきます。そのうえで、登場人物の設定やキーメッセージをどのように組み込むかなど、プロの小説家とともに脚本を作りあげていきます。筋書きが完成したら、小説家がクライアントのサービス独自の短編物語を描きます」

「(アイデアはどのようにして生まれた?実現に向けて苦労した点は?)実はインドで国際NGOも経営しており、スラム街に住む女性を守るためのレイプ犯罪予防プログラムを開発・展開しております。言語も文化も違う相手に、私の考えに納得してもらい、理解だけでなく行動に結びつけてもらうことに悪戦苦闘してきました。そのうち、自分が思い描いているビジョンやメソッド、それによって住民の生活を、未来をどう変えるのかを物語で伝えることがブレイクスルーとなり、活動が進展していったのが大きな原体験です。この学びを日本でも生かせないかと考え、今回のアイデアにいたりました。分野は違えど、ビジョンを100回説明するより、1回その景色を見せたほうがいいのは明確ですからね」

「一番苦労したのは、クライアントが求めているものと、アーティストである作家さんが強みを発揮できる条件をすり合わせることです。ゼロから自身のインスピレーションをもとに小説を書いたり、大枠の方向性が決まったなかで作品を作ることはあっても、メッセージや顧客、共感性を生むための描写などが決まっており、具体的な目的を達成するための物語を描くことはあまりないため、提携する作家さんにとっても大きなチャレンジでした。現在は、必ずビジネス担当者がクライアントと小説家の間に立ち、顧客やサービスの訴求ポイントを整理、メッセージや描写の合意形成を仕組み化したことで、最初から作家さんが小説制作に集中でき、顧客の求める方向性とのズレも最小化したアウトプットを早く提供できるようになっております」

「(本サービスはどのようなシチュエーションで人々のもとに届くことを想定している?)特に新しいコンセプトで業界初・唯一のサービスや、複雑で真の価値を顧客に伝えるのが難しいサービス、“あと一歩、訴求の押しが足りない”と感じているサービスを提供する業者様を対象に、潜在顧客のリード獲得からホットリードの受注獲得まで幅広く支援させていただきます」

「(ユーザーへのメッセージは?)心を動かすCMには商品やサービスの説明はほとんど登場しませんよね。それよりも、登場するキャラクターの人生の流れが変わる瞬間や変えたあとの世界を見せることで、私たちの人生をも変える可能性がある“物語”に主眼が置かれています。だから人はワクワクしますし、情動が揺さぶられます。それは顧客も同じだと我々は考えています。商品やサービス説明だけでは不十分な場合もあります。貴社サービス独自の物語により、セールス担当者やマーケターを別の角度からサポートさせていただきます。質問などありましたら、遠慮なくお問い合わせくださいませ」

伝えたい思いを「短編小説」で描き出すことで、顧客の心を動かす本サービス。共有したい未来図がある方はぜひチェックしてみて。

・株式会社CRY4公式サイト:https://www.cry4.jp
・導入事例(株式会社ZIAI)「キミの両手は2/1000」:https://note.com/ziai/n/n9b77ed1bdb82

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