共働きで7歳、5歳、2歳の3人の育児に奮闘する夫婦の様子をノンフィクションで描いた漫画「とある共働き夫婦のワークライフバランス戦記」がワーママたちに共感を得ていて好評だ。著者のみみたぶタレ代(@MimitabuTareyo)さんは、現役会社員と子育てを両立する傍ら、隙間時間を見つけて漫画を描いており、多くの子育て中の人に刺さるリアルな内容となっている。今回は幼児に安全に手をつないでもらうための安全確保の工夫をご紹介したい。
これはみみたぶ家の長男4歳、次男2歳のころのお話。おでかけの際は必ず子どもと手をつなぐようにしていたみみたぶ家だったが、長男くんは難しいお年頃なのか、“もうお兄ちゃんだから”というプライドからなのか「あなたが危ないから手をつないで」というスタンスを嫌っていた。そこで「お母さんが危なくないように手をつないでくれる?」というお願いスタイルを取ってみると、断然言うことを聞いてくれるようになったとか。
この日も家族みんなでおでかけし、次男くんはパパと手をつないでいた。そこで、いつものように長男くんに「お母さんが迷子になっちゃうからおてて繋いで」とお願いすると「いいでつよ」と快く承諾。そのまま問題なく4人で歩いていると、長男くんが大事なあることに気づいた!!
お父さんとお母さんが手をつないでいなかったのだ。お父さんやお母さんはすぐ迷子になってしまうのに、このままでは大変だと慌てる長男くん。2人の手を取り、近づけていく。焦ったのは、みみたぶ家の両親。普段、外で手をつなぐことがなかったため、想定外の子どもの提案に戸惑いまくる。しかし日頃、子どもに手をつながせているのに、大人がそれを嫌がるわけにはいかない…。
結局、長男くんにされるがまま手をつなぐ流れになった2人。タレ代さんは心の中で「イヤァァァァー!!」「いい歳して公然とイチャついてるみたいになっとるー!!!」と雄叫びをあげるのだが、長男くんは満足顔。タレ代さんにこのときの気持ちを聞くと、「こんなとき、どんな顔をしていいかわからないんです…」とのこと。確かに、“会社の人とばったり会ったりしないよね”とドギマギしてしまいそうなシチュエーションだが、夫婦仲睦まじきは喜ばしいこと。大人2人の心中はさて置き、幸せな構図ができあがったことに間違いない。めでたし、めでたし!
みみたぶタレ代さんのブログ「とある共働き夫婦のワークライフバランス戦記」には、このほか、就業時間中のつわり対策や、育児と仕事の両立について、ワーママならではの悩みなど参考になる情報が満載なので、ぜひ読んでみてほしい!
画像提供:みみたぶタレ代(@MimitabuTareyo)