女性会社員の“あるある”な日常を描いた漫画「OLちゃんズ日誌」がSNSで注目を集めている。ちゃー(@tyanekosu)さんがTwitterやpixivに投稿している作品は、女性会社員のみならず、サラリーマンやさまざまな人から共感を得ているが、今回はそのなかから自炊に関する“あるある”をお届けする。
コロナ禍でリモートワークという働き方が登場してから、自宅で料理をする人が急増。その傾向は、アフターコロナの現在も変わりなく、自炊をする人が定着している。
今やレシピを紹介するアプリも数多くそろい、YouTubeも簡単でお手軽なレシピを紹介するものから、有名料理人が登場し本格料理を手ほどきしてくれるものまで多種多様。今日の気分で、自分好みのレシピを簡単に手に入れられる時代だ。
料理教室に通うことなく、自宅で世界各国の変わった料理にも挑戦したりすることもでき、もはや料理が趣味となりつつあるこの漫画の主人公だが、ひとつ悩みが…。自炊をする人なら「あ~、わかる!」と共感するその悩みとは…?
料理上手の人は別のもので代用したり、「なくても大丈夫」というジャッジを下し、最小限の“少数精鋭たち”だけで回していたりするが、料理初心者は陥りやすい“自炊あるある”だ。消費期限などもあるので、今後は少しずつ減らしていきたい。
コロナ禍に自炊する人が急増し、その傾向はアフターコロナの現在も変わりなく、スーパーマーケットの売上動向にも顕著に出ている。「全国スーパーマーケット協会」が公表している調査結果でコロナ禍の2020年~2022年までの3年間の総売上高を見てみると、2021年こそ前年比を99.5%で惜しくも下回っているが、2020年は106.3%、2022年は100.8%と上回っており、月別で見ても、直近の2023年5月で前年同月比102.5%と、3カ月連続で上昇中だ。また、「ケンミン食品株式会社(兵庫県神戸市)」が2022年10月に実施した「新型コロナ感染拡大前と比較した平日の夕食の自炊頻度変化」の調査では、4人に1人が自炊頻度が増加しているという結果が出た。コロナ禍が落ち着いたとはいえ外食を控える傾向は続き、自炊する頻度は増え続けていると思われる。
今回紹介した漫画のほかにも、“OLあるある”を描いた漫画を多数収録しているので、ぜひほかの話もチェックしてみて。共感できる話がきっとあるはず!
画像提供:ちゃー(@tyanekosu)