幼少期から漫画家にあこがれ、現在はWeb広告関係の仕事をする傍らで個人の作品を執筆し、ブログやSNSに公開しているまくべす(@maxvess3)さん。『目指せ!日本一の社畜!ぬこリーマン』は、社畜のように働かされるサラリーマンの日常を描いた漫画で、妙にリアルなネタが共感を呼び、好評だ。今回はエクセルに関するマナーや昔の常識について紹介する。
ぬこリーマンが課長に資料をエクセルで提出したところ、保存時のカーソルの位置についてお叱りを受けた。
「普通さぁ、カーソルの位置はA1で保存するよね」という課長。ぬこリーマンは初耳だったようでポカーンとしてしまう。
このエクセルのお作法については、マナーとして徹底している人もいれば、全く気にしていない人も多いのではないだろうか?アクティブセルをセルの「A1」に戻してから上書き保存をしておくというマナーなのだが、会社や業界によっても温度差があり、クライアントにエクセルで提出する機会がない場合は特に気にしないことが多いため、ぬこリーマンのように「普通さぁ」と叱られても初耳の人も多い。
とはいえ、自分は気にしなくても、提出する人によってはイラッとする人もいるのも現実。Windowsなら「Ctrl」+「Home」キーのショートカットで一発でA1のセルへカーソルを持って行くことができるので、誰かに提出する際は、覚えておくといいだろう。
続いてもう1本、“常識”つながりで「昔の常識」というお題の漫画も紹介したい。
ぬこリーマンが帰省した際、父親から「お前、株やってるらしいな」と聞かれた。将来に備えて、株と投資信託をしていることを伝えると父親は激怒。今すぐやめろ、と怒られてしまう。
父親の世代からすると「株=博打」という印象が強いらしい。そこに母親も参戦して「お父さんのいう通りよ!“ギャンブル”なんてやめなさい」と2人から責め立てられるぬこリーマン。
常識は時代によって変わっていくもの。父母の時代では、株や投資信託はギャンブルだという考えが常識だったかもしれないが、時代によって常識も価値観もどんどん変化していく。前半に紹介したエクセルのマナーも、パソコンがない時代には、もちろんそんなマナーも常識もなかった。時代に適応して、柔軟に対応していきたいものだ。
サラリーマンのあるあるを描いたまくべすさんの漫画は、SNSにて新作が随時更新されている。ほかにも、共感できる話が多いので、ぜひ読んでみてはいかがだろうか。
画像提供:まくべす(@maxvess3)