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誰もが歩きたくなるような“まち”を目指して。「池袋エリアプラットフォーム」が設立!

2023/01/20 11:45 | 更新 2023/04/16 23:12
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地域の産官学が連携して、豊島区・池袋が持つ“まち”の価値や魅力の向上を図る組織「池袋エリアプラットフォーム」が、2022年11月18日に設立された。池袋エリアの企業・団体・学校・行政機関などが一体となって、“多様な人々を惹きつけるまち” “居心地良く歩きたくなるウォーカブルなまち”を目指していく。

産官学が協働して池袋ブランドの価値を向上

国際アート・カルチャー都市、SDGs未来都市として、持続可能な“まちづくり”が進行中の豊島区・池袋。公園をはじめ、ハード面でのさまざまな整備が行われているとともに、個性ある文化が着々と創造・発信されている。

「池袋エリアプラットフォーム」は、そんな池袋の“まち”の価値をさらに高めるため、役に立つ情報を収集・共有しながら、さまざまな課題や “まちづくり”の方向性について検討し、具体的なプロジェクトにつなげていく場となる。特別顧問は、豊島区長の高野之夫さん、理事長は株式会社サンシャインシティ代表取締役社長の合場直人さん。

なお、同組織は株式会社サンシャインシティ、東京建物株式会社、独立行政法人都市再生機構、豊島区が発起人となり、池袋エリアプラットフォーム組成準備会事務局として準備を進めてきたもので、国土交通省の「令和4年度 官民連携まちなか再生推進事業」にも採択されている。

設立総会・設立記念シンポジウムも大盛況!

66社・団体、134人が池袋エリアプラットフォーム設立総会に参加
66社・団体、134人が池袋エリアプラットフォーム設立総会に参加


2022年11月18日に開催された設立総会では、特別顧問から「官民連携『池袋エリアプラットフォーム』を要として、誰もが歩きたくなる『人』中心のウォーカブルなまちづくりを進め、まちのブランド価値向上、さらに豊島区全体に経済の好循環を広げたい」とのコメントが語られた。理事長からは「『池袋エリアプラットフォーム』はまちをもっと良くしたいという思いを持っている方々の集まりだと感じている。それぞれは小さいかもしれないけれど、強い個の力を持った多様なメンバーで構成するチームである。官民連携からさらに踏み込み、官民一体となったまちづくりを推進していきたい」とのこと。


2022年11月29日には設立記念シンポジウムも開催され、有識者より全国のエリアプラットフォームの動向や実例についての紹介が行われたほか、「これからの池袋のまちづくり」について池袋エリアで活動する官民の代表者によるパネルディスカッションが実施された。

2022年11月29日に開催された設立記念シンポジウムの会場
2022年11月29日に開催された設立記念シンポジウムの会場

池袋エリアで活動する官民の代表者によるパネルディスカッションが実施された
池袋エリアで活動する官民の代表者によるパネルディスカッションが実施された


今後は、2022年度内に“まち”の課題や現状の洗い出しが行われる予定。そして2023年度以降に“まち”の未来ビジョン策定に向けたディスカッションやワークを進めてゆき、さまざまなプロジェクトへとつなげていく展望とのこと。同組織の今後の活動に期待大だ。

【写真】「池袋エリアプラットフォーム」ロゴ
【写真】「池袋エリアプラットフォーム」ロゴ


担当者に話を聞いてみた。

「(今回の企画の狙いは?)今後も、池袋が多くの人を惹きつけるまちであり続けるため、まちの魅力や価値を向上するために、池袋エリアの民間企業・各団体・学校・行政機関が集まり、一体となってまちづくりに取り組むことが必要だと考えました。ターゲットは、住んでいる人、学んでいる人、訪れる人、働いている人を含めたみなさまです」

「(今回の企画の目玉は?)設立当初から、池袋を拠点に活動する約70社・団体のみなさまにご参画いただいており、池袋エリアの連携力・一体力が目玉です」

「(ユーザーへのメッセージは?)産官学民が一体となった今後の池袋のまちづくりにぜひご注目ください!」

エリアプラットフォームとは

行政をはじめ、まちづくりの担い手であるまちづくり会社・団体、まちづくりや地域課題解決に関心がある企業、自治会・町内会、商店街・商工会議所、住民・地権者・就業者などが集まって、まちの将来像を議論・描き、その実現に向けた取組(=まちづくり)について協議・調整を行うための場。
【出典「まちづくりの可能性を拡げるエリアプラットフォーム」(国土交通省都市局まちづくり推進課)】

官民連携まちなか再生推進事業とは

国土交通省にて令和2年度に創設された制度で、エリアプラットフォームの構築やエリアの将来像を明確にした未来ビジョンの策定、ビジョンを実現するための自立・自走型システムの構築に向けた取組を総合的に支援し、多様な人材の集積や投資を惹きつける都市の魅力・国際競争力の強化を図る。
【出典『「官民連携まちなか再生推進事業」について』(国土交通省都市局まちづくり推進課)】
  

「池袋エリアプラットフォーム」概要

役員
理事長:株式会社サンシャインシティ
副理事長:東京商工会議所豊島支部/独立行政法人都市再生機構
監事:巣鴨信用金庫/豊島区都市整備部
特別顧問:豊島区長 高野之夫

参画社・団体
企業・団体・学校・行政機関含む計66社・団体
※2022年11月18日設立時 
※以降、随時募集

事務局
株式会社サンシャインシティ/東京建物株式会社/独立行政法人都市再生機構東日本都市再生本部/豊島区

設立趣旨
豊島区・池袋は、国際アート・カルチャー都市、SDGs未来都市として、公園などの都市空間をはじめとするさまざまなハード整備と合わせ、個性ある文化を創造・発信し、持続可能なまちづくりが進んでいる。そして、これからは “人”が中心となった「ウォーカブルなまち」を目指し、池袋のまちに存在する空間や歴史的・文化的資源など、様々なリソースを一層有効活用し、池袋で活動する方々と共に連携・協働して、まちの新しい個性や魅力を創造していくために、「池袋エリアプラットフォーム」を組成する。

同組織の今後の活動は、公式Facebookページで発信していくとのこと。池袋エリアの今後に注目したい。

■池袋エリアプラットフォーム
Facebook:https://www.facebook.com/ike.areaplat 

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