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今までになかった新ジャンル“スポーツ家具”を確立。デザイン性と機能性に優れた木工家具メーカー発の野球用品に注目

2023/01/01 09:00 | 更新 2023/04/16 23:26
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今回取り上げるのは、木製家具などのオーダーメイド事業を展開する有限会社ハルナ工芸から誕生した、スポーツ専用の家具ブランド「HARUK(ハルク)」だ。待望の新商品として、記念球やグローブ・ミットを飾るディスプレイスタンドが2022年11月9日に発売。加えて、2021年の発売後、好評を博した木製自立式BSOカウンター(ボール・ストライク・アウトの数をカウントするボード)の仕様を一部変更し、同日再販を開始した。

群馬県の木工家具メーカー発の“スポーツ家具”ブランド「HARUK」より、新商品が登場
群馬県の木工家具メーカー発の“スポーツ家具”ブランド「HARUK」より、新商品が登場

木製家具づくりの技術を生かした“スポーツ家具”とは?

群馬県内の大学の硬式野球部から、「アームガードやバッティンググローブと一緒に、グラウンドに置けるヘルメット置きを作れないか」という相談を受けたことがきっかけとなり、2021年夏に誕生した「HARUK」。これまで30年以上に渡り、顧客の課題に応じたオーダーメイド木製家具を作り続けてきた実績と技術を生かし、“スポーツ家具”という新しいジャンルを創造しようと考えたことから、ブランドの立ち上げに踏み切った。

通販サイトやスポーツ店での販売を開始したところ、卒業生一同からチームに贈る記念品としてBSOカウンターの注文が相次いだ一方で、「個人で購入し、贈り物に使えるアイテムも欲しい」といった声もあり、このたびの新商品の企画開発につながったのだという。サインボールや記念球など、5つのボールを飾れる「Memorial Display BALL」(4500円)と、ファーストミットからサイズの大きいキャッチャーミットまで、幅広いサイズに対応した「Glove Display Stand」(5720円)は、卒団・引退シーズンの贈り物にピッタリ。再登場した「BSOカウンター」(4万7000円)は、折りたたんで持ち運ぶことができ、どんなグラウンドでもスタジアムに変身させることができる優れものだ。

「Memorial Display BALL」は棚を複数積み重ねて使用することもできる
「Memorial Display BALL」は棚を複数積み重ねて使用することもできる

野球競技者の声をもとに試作を繰り返し、機能的価値にもこだわった新商品が完成

有限会社ハルナ工芸の担当者に話を聞いた。

ーーこのたび発売された新商品について、企画の意図やターゲットについて教えてください。
当社は、木製家具類の塗装や自社制作の家具類の販売等を経て、現在は木製作り付け家具などのオーダーメイド事業を中心に展開しています。塗装と木工家具技術を組み合わせて、“魅せる保管”や“競技シーンに必要なもの”を企画・開発しようと考えました。ターゲットは、小学生から大学生、そして、草野球を楽しむ社会人の方まで、すべての野球競技者を想定していますが、「BSOカウンター」については、特に校庭で軟式野球を楽しむ小学生のチームにご愛用いただければと思います。

ーー新商品の特徴やポイントはどんなところでしょうか?
野球道具を保管する専用木工家具は、実はあまり市場には出回っていないんです。記念球を展示するディスプレイもアクリル製のものが主流で、室内のインテリアになじむような木工製品はありません。これまでになかった商品という点はもちろんですが、「Memorial Display BALL」は積み重ねて使用できる、「Glove Display Stand」はミットなどの大型グラブも展示が可能で、グラブの向きを変えられるなど、機能的な価値にもこだわりました。

「Glove Display Stand」はさまざまなサイズのグローブ・ミットに対応
「Glove Display Stand」はさまざまなサイズのグローブ・ミットに対応

ーー商品のアイデアはどのようにして生まれましたか?完成までに苦労した点などがあれば、教えてください。
当社には大学まで硬式野球を経験していた者が在籍しており、野球競技者の意見を取り入れながら、形にしていきました。木工家具が持つ風合いと現代的な塗装との調和に苦労しましたが、何度も設計と試作を重ね、満足のいく完成度になったと思います。

例えば、「BSOカウンター」は、BSOのカウント表示が映える黒塗装に細心の注意を払い、グラウンドでの視認性を確保。また、小学生が操作することが想定されるため、倒れにくさと運びやすさの両立を実現させるために、適度な重さを持たせました。スムーズにBSOを表示できるようなめらかな操作性にもこだわり、試行錯誤の末、長く愛用いただける逸品が完成したと思います。贈答用にも個人用にも最適な“木工家具メーカー発の野球用品”ですので、ぜひ全国の野球競技者・野球ファンの方にご利用いただければうれしいです。

試行錯誤の末、細部にまでこだわったという「BSOカウンタ―」
試行錯誤の末、細部にまでこだわったという「BSOカウンタ―」

日本が誇るものづくりの技術を生かして作られた野球用品は、そのユニークな発想と新規性でさらなる注目を集めそうだ。今後も“スポーツ家具”という今までになかったジャンルの盛り上がりに期待したい。

■「HARUK」販売ページ
https://haruk.base.shop/
■ハルナ工芸公式サイト
https://harunakougei.com/

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