ドラマ「フェルマーの料理」第9話より / (C)TBS
【写真】今までとは明らかに顔つきが変わってしまった高橋文哉“岳”

高橋文哉と志尊淳がW主演を務めるドラマ「フェルマーの料理」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第9話が12月15日(金)に放送される。この度、第9話について中西真央プロデューサーからのコメントが到着した。

料理の頂点の世界を“料理×数学”で描くドラマ「フェルマーの料理」

同作は、小林有吾の同名コミックスが原作。数学者を志していた天才数学少年・北田岳(高橋)がその道を挫折し、若き料理界のカリスマシェフ・朝倉海(志尊)と出会う。数学的思考で料理という難題に立ち向かい、才能同士がぶつかり合う料理の頂点の世界を描くガチンコエンターテインメント。

「フェルマーの料理」第9話あらすじ

岳が海から店を引き継いで1年。岳は料理の真理に近づくため一切の妥協を許さないシェフになり、蘭菜(小芝風花)ら仲間は心身ともに疲弊していた。

その日、ナッツアレルギーの客が来店し、急きょメインの料理を変更することに。しかし、岳はアレルギーの客だけでなくすべての客のメインを変更すると言い、完璧なフルコースにするために前菜やスープ、魚料理までも1から考え直すと言い出す。

ドラマ「フェルマーの料理」第9話より / (C)TBS

中西真央プロデューサーコメント

9話はこのドラマとしては珍しくレストラン「K」を飛び出して、少し都内から離れたロケ地で撮影しました。映像としても少し新鮮な回になっているのではないでしょうか。

そしてついに9話は、皆さんが気にしてくださっていた”2024年の未来の岳”につながっていきます。なぜ、あの岳が生まれてしまったのかが明らかになります。

岳自身はがむしゃらに一生懸命自分が正しいと思ったことを頑張っているのですが、若さゆえにうまくいかない部分があったり…。見てくださる方の中でも、自分自身の若い頃と重ねて何かを感じていただけるのではないかと思っています。

1話で仲村トオルさん演じる渋谷が書いた “孤高”のコースター。“孤高”という言葉も物語のキーワードになっていますが、料理の世界だけではなく、チーフといわれる立場や組織のトップなど責任のある立場にならないと見えないものは必ずあり、どんなに仲間がいても結局は自分1人で良し悪しの判断をしなければならない。その残酷さに物語としての面白みを見出せればと考えています。最終回に向けて、大きく動く回です。ぜひ、ご覧ください!