トイレのたび便器が真っ赤…これホントに腸炎!?/腸よ鼻よ01
1万人に1人という難病で大腸を全摘し、闘病生活を続けながら漫画家として活躍する島袋全優さん。症状が辛いほど体力と同時にメンタルも削がれてしまうのものですが、島袋さんは違いました――。
発症したのは漫画家を夢見て奮闘していた専門学校生時代。最初は腸炎だと診断され入院するも、症状は悪化の一途をたどり、ようやく受けた検査で難病特定疾患の「潰瘍性大腸炎」だと判明します。なんとそこから商業デビューを果たすのですから、その熱意と精神力たるや…!
壮絶な実体験をギャグに昇華した奇跡の闘病記。深刻なのになぜか笑えて、病気に対する理解も深まる。前向きな気持ちと勇気をくれるエピソードをお届けします。
※本作品は島袋全優著の書籍『腸よ鼻よ 01』から一部抜粋・編集しました
検査で難病であると判明するも、転院先がなかなか見つかりません。今いる病院は、専門医もいなければ、主治医はネットで治療法を探すヤバいヤツ。度重なる病院の不手際に両親の怒りと不安もMAXです。何か良い方法はないのでしょうか…。
セカンドオピニオンを受けることにした全優さん。ところが主治医のミスのせいで、わざわざ時間とお金をかけて行った専門病院での診察が無駄に…。ダメな主治医のせいで満身創痍の全優さんが、気の毒で仕方ありません。早く転院できることを願うばかりです。
著=島袋全優/『腸よ鼻よ』(KADOKAWA)
(c)島袋全優/COMICSMART INC.