「母の手料理が食べたかった」子育ても家事も苦手な私が唯一頑張っていること/料理をしない母は毒親ですか?(1)
掃除、洗濯、料理…家事はさまざまありますが、毎日のことですから大変。人によって向き不向きやこだわりもありますよね。
幼い頃に両親が離婚し、母は毎日遅くまで仕事。「あたたかい母の手料理」に飢えていたというあみさんは、「家事や育児に全然向いていない」といいながらも、自分の娘には決して同じ思いをさせまいと、忙しい日も欠かさず料理を作り続けています。「今も時々思い出すのは、簡単なもので済ませいていた一人ぼっちの夕食、母が彼氏のためにしか手料理を作らなかったこと」と回想するあみさん。「私は母のようにはならない」という思いが、あみさんを料理に向かわせますが、一方で毎日の手料理が負担になっているのも事実。あみさんは日々の忙しさに悩みながらも台所に向かうのです。
食を通して母親の愛情や家族の幸せについて考えさせられるエピソードをお届けします。
※本記事はあみ、松本麻希著の書籍『料理をしない母は毒親ですか?』から一部抜粋・編集しました。
好きなものを目一杯いれたパフェはとってもおいしそうですね!親子での料理やお菓子作りは後々良い思い出になることも。火を使わないレシピなら、子どもでも安心なので気軽に挑戦できそうです。
著=あみ、松本麻希/『料理をしない母は毒親ですか?』