赤とんぼを指差している2人 / (C)秋山、香川尚子/KADOKAWA
うそでしょ!? 私のマスカラを借りた義母の行動に、思わずあ然!/義母ダンジョンにハマっています。

不思議な常識の中で生きる義母「チヨママ」とのトンデモエピソードをシニカルな言葉でツイートし、大反響を呼んだ秋山(@Aki8ma_3)さん。「義実家からの出産祝いがビーフジャーキー2個」など衝撃的な内容ばかりですが、すべて実話だというから驚き! 秋山さんの辛口ツッコミは思わず吹き出す面白さです。

強烈キャラの義母に振り回されながらも長男の嫁として奮闘し、“敵”の攻撃を上手にかわす方法を身につけていった秋山さん。徐々に経験値を上げながら、優しい夫と可愛い息子たちを援軍にラスボス(義母)と戦い続ける様子に、驚きと共感が止まりません! 悩みも疲れも吹き飛ぶ義母と嫁のクセ強バトル、ちょっと覗いて見ませんか?

※本記事は秋山著の書籍『義母ダンジョンにハマっています。』から一部抜粋・編集しました

濃すぎる登場人物たち / (C)秋山、香川尚子/KADOKAWA

東京もん

義父母は都会生まれの都会育ちのため田舎をよく知らない。

そんな2人が初めて私の実家に来る機会があった。

私の実家は自然豊かな場所にあり、電車も1時間に1本しか来ない。

最寄り駅に着く10分前に連絡をください、と伝えると

「いいのよ、駅前でお茶を飲んでからタクシーで向かうわ」と言われたことがある。

田舎の駅前にカフェなどない。

タクシーも電話で配車をしないと捕まらない。

当日車で迎えに行ってみると、

トトロのバス停みたいなところで

赤とんぼを指差している2人を発見した。

赤とんぼを指差している2人 / (C)秋山、香川尚子/KADOKAWA
【ダンジョン後日談】

その日は我が家に宿泊した義父母。

「夜中ずーっとウシガエルが鳴いていて眠れなかった。よく田舎の人はあの騒音の中で眠れるわね」

と驚いていました。田舎だとあれがオルゴールなんですけどね。

ラスボスの息子で夫のアキちゃん / (C)秋山、香川尚子/KADOKAWA

誰のママ?

おばあちゃんと呼ばれるのを

嫌がる義母は

「チヨママ」

という呼び名を孫に提唱しているんだけど

「チヨママが抱っこしましょ♪」

「チヨママと遊びましょ♪」 と言うたびに夫の背中を叩いて

「ほらママが呼んでるぞ」って言う仕事、

ちょっと私がトイレに行ってる間、誰か代わってくれませんか?

不思議な常識の中で生きる義母とのとんでもないエピソード / (C)秋山、香川尚子/KADOKAWA

自動設定

自分で設定した覚えが

ないんだけど

たぶん寝ぼけた時に

やったんだろうな。

お義母さんからの

メール、

先週から全部

迷惑メールに入ってた。

お義母さんからのメール、迷惑メールに入ってた / (C)秋山、香川尚子/KADOKAWA
著=秋山、イラスト=香川尚子/『義母ダンジョンにハマっています。』