遠距離恋愛の末に妊娠、そして結婚。幸せに満ちた披露宴に現れたのは、ブーケを持った夫の浮気相手! 何も知らないのは新婦・市田かりんさんだけ…という衝撃のエピソードは、著者であるきむらかずよさんの身近であった出来事がベースだと言います。
結婚後もずるずると不倫を続ける夫・ゆずきさんに対し、「いつか私のところに戻ってくるならば…」と我慢をしていたかりんさんですが、自分自身の価値すらも揺らぐ出来事に絶望。なんとも言えない澱んだ空気が流れる家で、彼女の思いの先はどこへ向かうのでしょうか。女であること、一人の人間であることに根本から向き合うことになった、かりんさんが選んだ道は…?
※本記事はきむらかずよ著の書籍『腐りゆく家族』から一部抜粋・編集しました。
でかけた夫が忘れて行ったスマホ。通知を見ると、そこには明らかに恋愛関係にある男女のやりとりがありました。
戻った夫を問いただしたところ、「彼女とは別れるから!」と…。
新婚早々、夫の不倫を知った妻・かりん。彼女は爆発する感情の赴くまま、家を飛び出しますが…。