護得久栄昇がついにメジャーデビュー
【写真】キンピラゴボウら後輩芸人が今アルバムの魅力をしっかりとアピール

今、沖縄のメディアで見ない日はないほどの大活躍を見せる“護得久栄昇”先生が、1月18日にテイチクエンタテインメントよりメジャーデビューし、セカンドアルバム『護得久栄昇大全II』をリリース。同日、那覇市にある所属事務所にて記者会見を行い、「分かるよね~。チャメーッ!」の決めゼリフと共にCDをアピールした。

キャッチフレーズは“本人以外、すべて本物。”

“護得久流民謡研究所会長”の肩書きを持つ護得久先生は、沖縄のお笑いコンビ「ハンサム」のボケ担当・金城博之が演じるコントキャラ。角刈り頭に濃くて太い逆ハの字眉など個性的な風貌の持ち主で、2017年に放送された沖縄のお笑い芸人No.1を決める番組に登場した際に、大物民謡歌手の師匠がデフォルメされながらも“本当にこんな人いそう!”と共感を集めた。今ではテレビやラジオなど60本以上のCMに出演し、メディアに引っ張りだこの大人気キャラクターとして知られている。

記者会見前から気合は十分
メジャーデビューを果たした今回のセカンドアルバム『護得久栄昇大全II』は、前回に引き続き“本人以外、すべて本物。”というキャッチフレーズどおり、沖縄民謡歌手の第一人者・よなは徹が全面プロデュースを手掛けるほか、音楽クリエーターの赤嶺勝也ら豪華面々に加え、沖縄のメディア・舞台ではお馴染みの人も参加している。本物の大御所民謡歌手"元ちゃん"こと前川守賢が書き下ろした「Mr.バンシルーチャメ!おじさん」をはじめ、フジテレビの番組「ひらけ!ポンキッキ」で「ユイユイ」の曲で、1992年に全国デビューを果たした民謡歌手の山川まゆみとのデュエットでつづる「沖縄夜のまち情話(ブルース)」など、一度聴いたら耳から離れない、前作に増して中毒性のある全15曲の楽曲がラインアップしている。

後輩芸人が曲の良さを全力でアピール

会見では相方の仲座健太が司会を務めるほか、実演販売芸人としても活躍するキンピラゴボウやなかち、瀬名波勇介ら同じ事務所の芸人が応援に駆け付け、今回のアルバムの魅力をアピールして盛り上げた。

【写真】キンピラゴボウら後輩芸人が今アルバムの魅力をしっかりとアピール
キンピラゴボウは、護得久先生の苦労を良く知っているというハンサム・金城の経歴を紹介。最大の魅力として売れる前と売れた後で全く変わらない人柄の良さを挙げ、「20年以上も本気でお笑いを突き詰めてきたハンサムの2人がやっと生み出した護得久先生の魅力に周りの大人たちが引き付けられ、本気のプロが集まってきたからこそ完成した作品」と熱くプレゼン。

また、メジャーデビュー初日ながらiTunes歌謡曲部門デイリー1位、オリコンデイリーチャート(CD販売数)演歌歌謡曲部門2位、全楽曲では42位を獲得していることが発表されると、会場から拍手が沸き起こった。キンピラゴボウは“本人以外、すべて本物。”のキャッチコピーに絡め、再三にわたって“偽者扱い”でイジると、護得久先生は「偽者偽者かしまさい(うるさい)!本物みたいな偽者だよ!」と声を荒らげて、笑いを誘った。

相方の仲座健太は作詞に挑戦するも…

相方の仲座健太が進行役として護得久先生をサポート
弟子の設定でもあり、稽古場での歌の練習も見守ってきたという仲座は、「Mr.バンシルーチャメ!おじさん」で作詞に挑戦。「バンシルー(グァバ)は、(道端に落ちていたりして)皆から尊敬されないけど、ポピュラーでとても大切な食べ物として先生に例えて書いてみたが、作曲してくれた前川さんによくわからんと言われて変更になった」と、作成した歌詞がほとんどボツになったという裏話を明かしてくれた。

喉は温まっているからNHKの前で…

記者からの質問では年末のNHK紅白歌合戦への出場について聞かれると、今日の時点でまだ打診は来ていないと語った護得久先生は「喉は温まっているよ。準備はOK。大みそか当日は一応NHKの前で待っているよ」と自信満々の様子。

また、レコーディングで緊張していた様子を暴露された護得久先生だが、今回さまざまなアーティストとコラボした楽曲の印象として「あの山川まゆみと大人っぽいブルースを一緒に歌っている『沖縄夜のまち情話(ブルース)』はこのアルバムで一番好きな曲」と語ってくれた。

県内41市町村無料ライブツアーを発表

記者の質問に相変わらずの上から目線で答える護得久先生
最後に、CDを買ってくれる事を条件に県内41市町村無料ライブツアーを計画していることを発表。護得久先生は「CD買いなさい!」と得意の上から目線で呼びかけて全国区での活躍に意欲を見せた。

待望のセカンドアルバムであり、メジャーデビューアルバムとなる『護得久栄昇大全II』は1月18日にリリース。アルバムCD、配信サイトで販売中。