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今回取り上げるのは、家電・雑貨を企画販売するライソン株式会社から発売された貯金箱「ファミリーATMバンク」。日常生活のなかで、親子で楽しく貯金をしながら「金利・複利」を学べるATM型の貯金箱だ。同社の公式オンラインストアなどで2022年12月20日に発売された。

金利が設定できる貯金箱。受け取った利息を貯金して複利の効果を体験
2022年度から高校の授業で金融教育がスタートして、株式や投資などの「資産形成」が必修科目になった。先行きの見えない時代だからこそ、子どものうちからお金に関する知識や判断力「金融リテラシー」を身につけることへの関心が高まっている。

そんななか誕生したのが、金利と複利の視点を取り入れた貯金箱「ファミリーATMバンク」だ。あらかじめ金利を設定しておくと、自動で利息を計算して音声で知らせてくれる。もちろん貯金箱なので、実際に金利分のお金が増えることはないが、付属の「お金を学ぶ冊子」に「契約書」のページがあり、子どもが利息をもらえる条件を決めることができる。例えば「宿題を忘れない」「皿洗いを手伝う」と約束を決めて、守れた日には家族が利息分のお金を渡してあげよう。もらった利息を貯金すれば、複利の効果でどんどんお金が増えていくのを体験できる。投入した硬貨は自動で識別してマルチモニターに表示。目標金額が設定できるため、計画的な貯金につながるという。

きっかけは「もっと早くに学びたかった」という後悔
担当者に話を聞いてみた。
ーー「ファミリーATMバンク」の発売に至るまでの経緯を教えてください。
2022年度から高校で本格的な金融教育がスタートして、親世代が多いライソン社員は衝撃を受けました。「大人になってから金利・複利を学ぶのではなく、自分たちももっと早く学びたかった」と。 日常生活で親子で楽しく貯金をしながら「金利・複利」を学べるATM型貯金箱として企画いたしました。
ーー商品の目玉となるポイントはありますか?
金利・複利を学べる仕掛けがイチオシです。金利を入力設定すると、貯金額に対して利息を自動計算して貯金箱がしゃべります。 また、ファイナンシャルプランナー監修の「お金を学ぶ冊子」が付属しており、冊子の契約書のページに親子の約束事を書けば、利息をもらうための契約の擬似体験もできるようにしました。
「人生100年時代」と言われ、セカンドライフが非常に長くなったいま、お金に関して不安を抱える人が増えている。複雑なお金のルールを、日常生活で自然と学べる「ファミリーATMバンク」を使って、家族で学んでみるのはいかがだろうか。