認知症のお義母さんと、手足は不自由だけどしっかり者のおばさん(義叔母)の2人を在宅介護するバニラファッジさん。今回は「おばさんの在宅介護への強い思い」をご紹介します。



おばさんは、リウマチと骨粗鬆症で手足が不自由です。 そのため起床から就寝まで介護が必要です。

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1日の終わりに、おばさんはひとしきり私に詫びます。
独身で定年まで幼稚園教諭としてバリバリに働いてきたおばさんにとって、自分が誰かの世話になっているというのはとても辛いことなんだと思います

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そんな会話を毎晩繰り返していましたが、嫁が仕事で家を2日空けることになり、お義母さんとおばさんは2人一緒にショートステイに行くことになりました。
おばさんは今住んでいる家が生家で、途中嫁いで出戻ってきたお義母さんと違ってずっとこの家で暮らしています。
そのせいか、在宅介護への強い思いがあり、この家を離れて施設で暮らすなんてことは言語道断でした。
なので、具体的にショートステイの予定が決まってからは...

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めちゃくちゃ暗い。もう私へのねぎらいの言葉もない。
介護の種類はいろいろありますが、私はおばさんをショートステイに送り出すという介護が一番苦手でした。
この重苦しい空気がショートステイの日までずっと続きます。