遠距離恋愛の末に妊娠、そして結婚。幸せに満ちた披露宴に現れたのは、ブーケを持った夫の浮気相手! 何も知らないのは新婦・市田かりんさんだけ…という衝撃のエピソードは、著者であるきむらかずよさんの身近であった出来事がベースだと言います。
結婚後もずるずると不倫を続ける夫・ゆずきさんに対し、「いつか私のところに戻ってくるならば…」と我慢をしていたかりんさんですが、自分自身の価値すらも揺らぐ出来事に絶望。なんとも言えない澱んだ空気が流れる家で、彼女の思いの先はどこへ向かうのでしょうか。女であること、一人の人間であることに根本から向き合うことになった、かりんさんが選んだ道は…?
※本記事はきむらかずよ著の書籍『腐りゆく家族』から一部抜粋・編集しました。
新婚早々、夫の不倫を知り実家へ戻ったかりん。
彼女はその後、産婦人科で流産したことを知らされます。
辛い思いさせてごめん
信じていた人の裏切りは、相当心に来てしまいますよね…。もしあなたが同じような状況になったらどうしますか?
著=きむらかずよ/『腐りゆく家族』