子どもの頃からの夢だったのに。アレルギー発症で獣医の道に暗雲が…!/珍獣のお医者さん(1)
犬アレルギーゆえに研修先をクビになった新人獣医の神無。
子どもの頃からの夢だった獣医の道を諦めきれず、恐る恐る門を叩いたのは、「エキゾチックアニマル」専門の動物病院でした。
「エキゾチックアニマル」とは、犬・猫以外のすべての動物を総称する獣医学用語。
神無が面接に訪れた「月光動物病院」は、他の病院では断られてしまうような特殊な動物たち「エキゾチックアニマル」の最後の砦として、日々多種多様な動物たちの命と向き合っていたのです。
ウサギ、鳥、亀、トカゲ、ヘビ…。多様化する現代人のライフスタイルに合わせて増える多種多様なペット達。その知られざる医療現場を描いた新作コミック『珍獣のお医者さん』をお送りします!
※この記事には動物の出血や怪我の描写があります。苦手な方は閲覧をお避けください。
※本記事は二宮香乃著の書籍『珍獣のお医者さん』から一部抜粋・編集しました。
著=二宮香乃/『珍獣のお医者さん』