スノーボード世界トップクラスのU-18が出場する大会『2023 World Rookie Snowboard Finals』のスロープスタイル決勝が23日、オーストリア「キッツシュタインホルン・カプルン/ツェル・アム・ゼー」で開催され、日本の長羅丈晄(ながら ひろあき)選手、榊原仁菜(さかきばら にいな)選手が男女それぞれのグロムカテゴリで優勝しました。

本大会のスロープスタイルには、24カ国から110名の選手が集まり、ルーキー(2005年、2006年、2007年生まれ)とグロム(2008年以降生まれ)の2つのカテゴリに分かれて出場。

日本からは、3月5日に福島県・裏磐梯の「星野リゾート 猫魔スキー場」で行われたアジア予選「INDY PARK JAM Rookie Fest 2023」で本大会への出場権を獲得した4名(※)が出場。ルーキーカテゴリには中川綾乃(なかがわ あやの)選手、大木風輝(おおき ふうき)選手が出場し、中川選手は2位、大木選手は惜しくも7位でフィニッシュ。グロムカテゴリで優勝した長羅、榊原両選手は、2023-2024シーズンの全ての「World Rookie Tour events」「World Rookie Snowboard Finals」の参加資格などが含まれるゴールデンチケットを獲得しました。

(※)長羅選手は繰り上げで出場。



今回の日本勢の躍進に、世界の注目が集まるのは必至となりそうです。

写真左から、中川綾乃(なかがわ あやの)選手、榊原仁菜(さかきばら にいな)選手、長羅丈晄(ながら ひろあき)選手、大木風輝(おおき ふうき)選手



2023 World Rookie Snowboard Finalsスロープスタイル決勝滑走映像

Grom Man
長羅丈晄
滑走1回目 滑走2回目

Grom Woman
榊原仁菜
滑走1回目 滑走2回目

Rookie Woman
中川綾乃
滑走1回目 滑走2回目

Rookie Man
大木風輝
滑走1回目 滑走2回目

 

2023 World Rookie Snowboard Finals』とは
オーストリア「キッツシュタインホルン・カプルン/ツェル・アム・ゼー」で開催される世界トップクラスU-18が出場する大会。

3月20日から26日の間、世界中のライダーがオーストリアに集まり、スロープスタイルとハーフパイプのコンテストや、Viva con Aqua、WSF、Safe Shredなどのワークショップ、ソーシャルディナーなどのライフスタイルアクティビティが開催されます。

参加資格:ルーキー(2005年、2006年、2007年生まれ)とグロム(2008年以降生まれ)



WORLD ROOKIE TOURとは
「World Rookie Tour」は、2005年に若手スノーボードイベントシリーズとして誕生し、今では18歳以下のライダーのみを対象とした、スノーボード、フリースキー、スケートボード、サーフィンなどの国際イベントのセレクション「Rookie Fests」をヨーロッパ、北米、南米、オセアニア、アジアで開催しています。「World Rookie Tour」には競技だけでなく、写真やビデオ撮影、雪崩・レスキュークリニック、写真家や国際的なチームマネージャーとの会合、パーティーや英語トークなど、プロのアクションスポーツ分野で若手を育成するための様々なアクティビティがあります。