見上愛“日和”ときちんと話し合おうとする青木柚“市松” / 「往生際の意味を知れ!」第4話より (C)「往生際の意味を知れ!」製作委員会・MBS (C)米代恭/小学館
【写真】ひざをかかえてソファーに座る見上愛“日和”の横顔が美しい

見上愛と青木柚がW主演を務めるドラマ「往生際の意味を知れ!」(MBS:毎週火曜深夜0:59-1:29、TBS:毎週火曜深夜1:28-1:58)の第3話が、3月21日に放送。ついに日和が復讐したい母・日下部由紀が登場。日和と市松との妊活に進展も見られ、物語に引き込まれる展開となった。(以下、ネタバレを含みます)

元カノ・見上愛“日和”×元カレ・青木柚“市松”、狂気の“やり直し”ラブストーリー

本作は、過激でアンモラルな“妊活復讐劇”で話題を呼ぶ米代恭氏の同名コミックスが原作。W主演の見上が国民的エッセー「星の三姉妹」の著者・日下部由紀を母に持つ美女・日下部日和を、青木が7年前に別れた元カノ・日和のことが忘れられないサラリーマン・市松海路を演じる。

さらに青木演じる市松の同僚・八幡典子役に元乃木坂46の樋口日奈、市松の大学からの友人で超人気俳優の榊田正史役にBE:FIRSTのRYOKIこと三山凌輝。見上演じる日下部日和の母親・日下部由紀役に山本未來、由紀の次女・日下部珠緒役に安斉星来、同じく由紀の三女・日下部千世子役に宮崎優、日和ら三姉妹の叔母・日下部美智役を遊井亮子が演じる。

日和に思わずキスしてしまった市松は、それでも連絡が来ると確信

思わず日和にキスしてしまった市松は大慌て。日和は懸命に謝る市松を強引にタクシーに乗せ帰らせる。日和にとって市松は、全然好きじゃないけど父親以外で一緒にいて嫌じゃなかった男性。自分が妊娠し自身の出産ドキュメンタリーを撮影してもらう母への復讐計画には、市松は必要不可欠な存在だ。

あれから日和との連絡が途絶え落ち込む市松だったが、連絡は必ず来るという確信があった。そのために榊田との体力トレーニングは欠かさず、一喜一憂しながらも心身ともに準備していた。市松の計算通り、日和が出勤途中の市松の前に現れた。市松は早速予約していたホテルに日和を連れて行く。

日和の母・由紀と出会った市松は、日和との理解を深めようとする

ホテルに着いた市松は日和を部屋に残し、レストランで精がつく鰻重を食べていた。すると、そこには日和の母・日下部由紀の姿が。そして市松と日和の話題を笑顔で話し始める。そんな由紀に質問を投げかけた市松の話から、由紀は日和がまだ自分に復讐しようとしているのを知り苦笑。市松が日和の苦しみに目を向けたことがあるか尋ねると、由紀が返した言葉に市松は激情する。

部屋に戻った市松は、由紀と出会ったことで、この計画を成功させるためにはもっと話し合いが必要だ、理解し合わないとダメだと日和に話す。そして失敗続きのシリンジ法での妊娠も、触れ合ってリラックスすれば成功するかもしれないと続けた。市松の提案に最初は抵抗していた日和だったが、逆ギレ気味にその提案を受け入れた。

部屋を真っ暗にしてベッドの上に座る日和をバックハグする市松。日和の体が少しずつ反応し、思いを爆発させた市松が日和をベッドに押し倒すが、日和に「精子出してこよっか」と言われてしまう。ようやくシリンジ法での妊活が成功してうれしそうな日和の一方、ソファーに寝転ぶ市松は背中を向け、むなしくも親指を立てグッドポーズをした。

母・日下部由紀がついに登場し、今後の展開に期待

日和の母・日下部由紀がついに登場。日和が由紀に復讐しようと計画を立てるまでの物語も描かれ、市松との妊活もようやく進展し始めた。「お母さんが思っていたよりも怖くて強くて、これは一筋縄ではいかないと思わされました」「日和と海路の主導権の移り変わりが面白すぎ」「やっぱストーリーもめちゃくちゃ好きすぎる」などと、アンモラルなキャラクターはもちろん今後の展開への期待が高まっている。

「妹が殺されるかも」、衝撃的なせりふで幕を閉じた第3話に続き、第4話予告映像では、車椅子に座る三女・千世子が「この後、もっとおもしろいものが撮れますよ」と妖しくほほえむ。榊田が「僕たち協力しません」と話す相手は誰なのか。監督のアベラヒデノブ氏が「4話の榊田さんだけは…個人的に言葉にできないほど、最高に好きなシーンが続々です」とSNSでつぶやいた第4話は、3月28日(火)に放送予定。

※「宮崎優」の「崎」は正しくは「たつさき」

◆文=ザテレビジョンドラマ部