花輪英司が「東京コミコン2022」のステージに登場 / ※ザテレビジョン撮影
【写真】マーベル・コミック編集長も太鼓判!“一人アベンジャーズ”案に前向きな花輪英司

声優の花輪英司が、11月25日に千葉・幕張メッセで開催された「東京コミックコンベンション2022」(以下「東京コミコン2022」)内のアーティストアレイ特別ステージ(feat C.B.セブルスキー)にゲスト出演。特別ゲストのマーベル・コミック編集長・C.B.セブルスキー氏、MCの柳亨英氏、アシスタントMCの才原茉莉乃と共にトークショーを行った。

アーティストアレイは、個人で活動している漫画家やアニメーター、アーティストが作品展示などで出展するブース。マーベル・コミックやDCコミックスなどのアメリカン・コミックスで活躍中のアーティストやクリエーターも毎年参加している、コミコンならではの定番コーナーだ。

カニさんのスピーカーが気になって…

花輪英司 / ※ザテレビジョン撮影
冒頭、今回の出展アーティストが写真とともに紹介され、MCの柳氏から気になったアーティストについて聞かれた花輪は、「ここに来る前に、SNSなどを見ていたアーニトルさん。カニさんのスピーカーが気になって、先ほど購入しました(笑)」と早速購入したことを明かす。

一方、セブルスキー氏は今回の出展ラインアップについて「最後に(東京コミコンが)開催されてから3年たっちゃって久しぶりなんですけど、いろんな種類の作家さんが見られることが楽しいですね。伝説的な作家である麻宮騎亜先生とか、Ryan Benjaminさん、Alex Sinclairさんみたいな方から、僕も知らない新人の作家さんもいるので、もしかしたらその中から次のマーベルの作家が出てくるかも知れない。そういう方と会えるのを楽しみにしています」と期待を込めて語った。

また、近年ではディズニープラスで配信中の映画「エターナルズ」(2021年)でデーン・ホイットマン役の吹き替え声優を務めた花輪だが、その他にも「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」「マーベル フューチャー・アベンジャーズ」(トニー・スターク/アイアンマン役)や「マーベル エージェント・オブ・シールド」(グラント・ウォード役)、「アメイジング・スパイダーマン2」(アリスター・スマイス役)など、マーベル映画や同コミック関連の映像作品に多数出演しているということがMCの柳氏から紹介され、セブルスキー氏も「大忙しですね」と驚きの表情を浮かべる。

まさかの“一人アベンジャーズ”案

マーベル・コミック編集長・C.B.セブルスキー氏 / ※ザテレビジョン撮影
ゲーム版の声なども含めるとアイアンマンの他に、キャプテン・アメリカ、ドクター・ストレンジなど、“アベンジャーズ”主要キャラの声を多数務めていることから、MCから「これだけの声を全部集めたら、花輪さん一人でアベンジャーズを組めるんじゃないかと。もし機会があったらやります?」と聞かれると、花輪は笑顔を浮かべながら「やります。声が変わるかどうかは分からないですけど」と前向き。

さらにMCから「映画ではなく、来年以降の『東京コミコン』でボイスドラマなどの形で挑戦してみるとか…?」という案が出され、花輪は「それは喜んでみんなやると思いますよ!」と興奮。その案についてはセブルスキー氏も「花輪さん一人では大変なので、いろんな声優さんをアッセンブルさせて、作家さんにそれに合わせて絵を描いてもらって、後ろ(のスクリーン)で流して、声を当てるという企画はいいんじゃない? あとはスポンサーを募集しています(笑)」と太鼓判を押していた。

このコラボ案には会場に詰め掛けたファンからも拍手が起きた。

「東京コミコン」とは

「コミコン」とは「コミックコンベンション」の略。1970年、ゴールデン・ステート・コミック・ブック・コンベンションとしてアメリカで開催されたイベントが原点で、漫画を中心としたポップカルチャーの祭典。

日本では2016年に「東京コミコン 2016」として初開催。第1回から毎年、海外の有名俳優や著名アーティストとのコミュニケーション、映画で使用されたプロップ(小道具)の展示・撮影、コスプレイヤー同士の交流の場などを設け、過去には東京コミコンの永久名誉親善大使スタン・リーや、クリス・ヘムズワース、オーランド・ブルームなど、豪華セレブゲストが登場している。

2022年は11月25日~11月27日(日)の3日間、千葉県・幕張メッセにて開催。

◆取材・文・撮影=ブルータス海田