少ない油でもからりと揚がる「エコ揚げ春巻き」 / レシピ考案/近藤幸子 撮影/広瀬貴子
【画像で確認】冷凍コロッケはたった大さじ3の油で「エコ揚げ」できる!

昔ながらの親しみあるメニューで楽しむ「町中華」や、香辛料を使った本場さながらの味わいの「ガチ中華」など、近ごろ、外食では中華料理が大ブーム。

おうちでも中華料理のエッセンスを取り入れるなら、春巻きはいかがですか。具材を炒めてあんを準備する本格的な味はお店に任せて、家では自由な発想で作っちゃいましょう!

レシピを教えてくれたのは

近藤幸子さん

料理研究家、管理栄養士。料理教室「おいしい週末」主宰。料理学校でアシスタントと講師を務めた後、料理研究家として独立。テレビ、雑誌などで活躍中。著書に『やめレシピ がんばらなくてもおいしいごはん』(主婦と生活社)など。Instagram @oishisyumatsu

「火の通りが早い野菜と、そのままでも食べられる具材を組み合わせると失敗知らず。パリパリの皮と相性のいいチーズを入れると、子どもも喜ぶ味になりますますよ」(近藤さん)

エコ揚げ春巻き

簡単で後片付けもラクチンな「エコ揚げ春巻き」 / レシピ考案/近藤幸子 撮影/広瀬貴子
材料(2人分)

かにかま…大6本(約120g)

さやいんげん…6本

【A】(混ぜる)

・白菜キムチ…50g(1cm幅に刻む)

・ピザ用チーズ…30g

・片栗粉…小さじ1

春巻きの皮…6枚

【B】(混ぜる)

・小麦粉…大さじ1

・水…小さじ2

サラダ油

【作り方】

1  春巻きの皮1枚をひし形に置く。いんげん1本を半分に折り、中央より少し手前に横長に置き、かにかま1本、【A】の1/6量を並べる。

火の通りが早い野菜と、そのまま食べられる具材を組み合わせると失敗知らず! / レシピ考案/近藤幸子 撮影/広瀬貴子
2 皮の手前、左右を順に内側に折り、手前から巻いて【B】で留め、巻き終わりを下にする。同様にあと5本作る。

3 直径26cmのフライパンに並べて油大さじ4を回しかける。

4 中火で6~7分、途中、約6回上下を返し、側面もこんがりと色づくようにしながら揚げる。

(1人分276kcal/塩分1.8g)

*調理の際はフライパンから目を離さないよう、ご注意ください。

味つけには、具材も兼ねたチーズと白菜キムチを活用。しょうゆやたれなどをつけなくても、おいしく食べられます。皮にキムチの汁気がしみないように、チーズと混ぜるときに片栗粉を少し加えて。

具材を春巻きの皮で包んだらフライパンに並べて、油をかけてから火にかけます。火の通りの心配がいらない具材を使っているので、表面が色づくまで揚げればOK!

揚げ油が少量で済み、加熱時間が短いのでガス代の節約になって、一石二鳥。

かにかまの代わりにハムやちくわ、焼き豚を使うのもおすすめです。家にあるものを組み合わせて試してみてくださいね。

レシピ考案/近藤幸子 撮影/広瀬貴子 スタイリング/中村弘子 栄養計算/スタジオ食 

編集協力・文/singt