漫画家にあこがれた子ども時代を経て、自分の好きなことを少しでも発信したいという気持ちから、2017年ごろにブログやSNSで活動を始めた、まくべす(@maxvess3)さん。現在はWeb広告関係の仕事をしながら、作品を執筆・公開している。
今回は『目指せ!日本一の社畜!ぬこリーマン』シリーズから、『年始の挨拶』を紹介。後輩のブタリーマンと一緒に初詣で神様にあいさつをしたあと、会社で社長、そして部長に新年のあいさつをするぬこリーマン。社内でのあいさつが済んだあとは…。
取引先へあいさつに伺い、「今年はミスのないようにお願いしますよ」と新年早々に小言を言われてしまうぬこリーマンたち。それでも文句を言わず、ただひたすらにこうべを垂れて、あいさつ回りを続けるのであった。
考えてみれば、新年は神様への“二礼二拍手一礼”を皮切りに、日本では何かとこうべを垂れてスタートする。日本人にとって“あいさつ”といえば、頭を下げる「お辞儀」がセットとなっているため、どうしても新年から頭を下げがちだ。最近では「Ojigi」として世界に浸透しつつある動作だが、外国人からしたら「おもしろい日本の文化」である。西欧では、あいさつの際に“握手”をすることで、手に武器を持っていない=敵意がないことを証明するため、あいさつのときの動作として浸透している。
ちなみに、お辞儀には「会釈」「敬礼」「最敬礼」の3種類があり、お客様や目上の人に敬意を示す際にするお辞儀は、上体を30度傾ける「敬礼」だとか。何度もペコペコお辞儀をしたりするのはマナー違反となるので、ビジネスシーンでは気をつけよう。
画像提供:まくべす(@maxvess3)