ブログ「ぷく子OLとイッヌの日常」で、個性豊かな人々と働く日常を描いた漫画を連載している、ぷく子(@pukukoOL)さん。現役のWebデザイナーでありつつ、過去にさまざまな職歴を持つ彼女がつづるお仕事漫画は、「こんな人いる!?」とツッコミたくなるエピソードばかり。「ぷく子OLとイッヌの日常」は本当に実話なのか…!?今回、さまざまな疑問を作者のぷく子さんにぶつけてみた。
――漫画を描き始めたきっかけを教えてください。
【ぷく子】大学を卒業してから、接客業、事務員、Webデザイナーなど、さまざまな仕事をしてきました。そこで出会った個性豊かな方々とのエピソードを友人に話すと「そんな人本当にいるの!?」と毎回驚かれていたので、いっそのこと漫画にしてみよう！と思ったのが漫画を描き始めたきっかけです。また、私の両親や愛犬もなかなかいいキャラをしているので漫画にさせてもらっています。
――意地悪な先輩、パワハラ上司などが登場する「初めての就職ストーリー」。新入社員だったぷく子さんがさまざまな試練を乗り越えていく様を描いていますが、これは実話ですか？エピソードやネタは当時から書き留めていたのでしょうか？
【ぷく子】はい、実話です。当時は新入社員で毎日の仕事をこなすことにいっぱいいっぱいだったので、ネタを書き留めるなんて余裕はありませんでした。描き始めは覚えているエピソードは少なかったのですが、描き進めていくうちにその頃の記憶がよみがえり、さまざまなエピソードを漫画にすることができました。
【ぷく子】また、漫画にすることで第三者的視点に立つことができ、当時は苦手だった先輩や上司の気持ちも少し理解できたので漫画にしてよかったなと思っています。
――「ロープレコンテスト」では地区予選を勝ち抜き、見事、全国3位に輝いたとか！あがり症とのことですが、克服するコツがありましたらお聞かせください。
【ぷく子】私は極度のあがり症で、プレゼンなど大勢の前で話すときは緊張のしすぎで頭が真っ白になることもあります。緊張してしまうのは自分の自信のなさが原因だと思ったので、コンテストでは何を聞かれても自信を持って答えられるよう徹底的に商品の勉強をしました。
【ぷく子】また、頭が真っ白になると言葉が出てこなくなるので、あらゆるシチュエーションを想定して答えを考えておき、それを繰り返し何度も何度も声に出して頭にインプットしました。勉強や練習をたくさんしたことが自信につながったのか、コンテスト本番では頭が真っ白になることなく無事に落ち着いて発表することができました。入賞を狙い練習を頑張ったのではなく、あがり症対策のために練習をたくさんしただけだったので、まさか自分が入賞できるとは思いもせず、3位で名前を呼ばれたときは自分だと気づきませんでした。
――コンテストのために、かなり電話対応の練習をされたみたいですね。コンテスト前後で自分の中で変わったことなどありましたか？
【ぷく子】コンテストを通じて、自分には絶対にできないと思っていることでも努力次第で乗り越えることができると学んだので、初めから「自分には無理だ」と諦めるのではなく、とりあえずチャレンジしてみようと思うようになりました。
――今後のぷく子さんの漫画も楽しみです。漫画の更新頻度はどれくらいでしょうか？
【ぷく子】朝の7時30分に週2～5回のペースで更新しています。不定期更新となるため、LINEで更新をお知らせする機能をブログに設置していますので、ぜひご登録いただけたらと思います！
「同じ境遇の方に共感していただいたり、仕事や家事の合間に見てもらいクスッと笑っていただけたらとてもうれしいです」とも語っていた、ぷく子さん。クスッでは済まない強烈エピソードも多数あるので、ぜひ「ぷく子OLとイッヌの日常」をチェックしてみて！
取材協力：ぷく子(@pukukoOL)
