「女性管理職に関する調査」全文 URL: https://info.waris.co.jp/2402_kanrishoku_report

調査背景

2023年から上場企業が女性管理職比率を開示することが義務付けられるようになると共に、女性版骨太の方針2023に「女性の育成・登用を着実に進め、管理職、更には役員へという女性登用のパイプラインの構築を強力に進めることで、企業における女性登用を加速化する」ことが盛り込まれるなど、女性管理職への注目と需要は近年ますます高まってきています。

そのような中で、“女性管理職はどのような悩みや課題を抱えているのか”“何が女性管理職増加に寄与するのか”などの女性管理職に関する現状や課題をあぶりだすことで、女性管理職増加の一助とすべく本調査を企画・実施いたしました。



調査結果 概要
1. 初めて管理職を打診されたとき、「管理職になりたい」「どちらかというと管理職になりたい」と感じた人が8割超
2. 管理職になりたいと感じた理由は「経験やスキルを磨きたいから(61.7%)」「裁量を広げたいから(60.8%)」「より高い給与や報酬を得るため(50.7%)」
3. 管理職になりたくないと感じた理由は「管理職に興味がなかったから(47.8%)」「責任が重い仕事やマネジメント業務を負担に感じたから(41.3%)」「労働時間や仕事量への不安があったから(37.0%)」
4. 管理職への挑戦でハードルとなったことは「ワークライフバランスへの懸念(39.6%)」「精神的負担が大きいこと(34.2%)」
5. 実際に管理職になって苦労している点や課題に感じている点は「男性中心のコミュニケーションや組織風土(39.6%)」「精神的なプレッシャーが大きい(37.3%)」「ワークライフバランスが取りづらい(長時間労働である)(33.8%)」
6. 女性管理職を増やすために有効なことは「柔軟な働き方の実現(フレックスタイム・リモートワークなど)(67.3%)」「『家事・育児は女性がするもの』といった社会の性役割意識がなくなる(緩和する)こと(48.1%)」「子育て・介護などのライフと仕事の両立支援(育児・介護休業、時短勤務など)(47.3%)」
7. 管理職を目指す女性へのアドバイス(フリーコメントのため後述参照)
8. “女性×働く”に関して(フリーコメントのため後述参照)

以上の結果から、女性管理職増に有効なのはフレックスタイム・リモートワークなどの「柔軟な働き方の実現」や、育児・介護休業、時短勤務などの「子育て・介護などのライフと仕事の両立支援」と共に、「家事・育児は女性がするもの」といった社会の性役割意識を緩和していくことが重要だということがわかりました。

私たちWarisは、これからも、女性人材の採用に意欲的な企業の皆様へ成長志向の女性管理職ないし管理職候補のご紹介を通じて、日本社会全体での女性管理職数増を支援してまいります。



■調査結果

1.初めて管理職を打診されたとき、管理職になりたいと感じたか(単一回答/n=260)
「はい」「どちらかというと はい」が8割超



2.管理職になりたいと感じた理由(複数回答可/n=209)
管理職になりたいと感じた理由には「経験やスキルを磨きたいから(61.7%)」「裁量を広げたいから(60.8%)」「より高い給与や報酬を得るため(50.7%)」


3.管理職になりたくないと感じた理由(複数回答可/n=46)
「管理職に興味がなかったから(47.8%)」「責任が重い仕事やマネジメント業務を負担に感じたから(41.3%)」「労働時間や仕事量への不安があったから(37.0%)」


4.管理職への挑戦でハードルとなったこと(複数回答可/n=260)
「ワークライフバランスへの懸念(39.6%)」「精神的負担が大きいこと(34.2%)」


5.管理職で苦労している点や課題に感じている点(複数回答可/n=260)
「男性中心のコミュニケーションや組織風土(39.6%)」「精神的なプレッシャーが大きい(37.3%)」「ワークライフバランスが取りづらい(長時間労働である)(33.8%)」



6.女性管理職を増やすために有効だと考えること(複数回答可/n=260)
「柔軟な働き方の実現(フレックスタイム・リモートワークなど)(67.3%)」「「家事・育児は女性がするもの」といった社会の性役割意識がなくなる(緩和する)こと(48.1%)」「子育て・介護などのライフと仕事の両立支援(育児・介護休業、時短勤務など)(47.3%)」



7.管理職を目指す女性へのアドバイス(フリーコメント)
管理職は企業で経験と実績が出来てくれば、自然と通る道だというぐらいに、あまり構えずに捉えるのが良いと思います。(40代/課長〈経験者含む〉)

社内、社外との政治力や調整力が必要となる。仕事で時間を忘れる位取り組める領域の仕事を追いかけ、深めること。社内外にアドバイスをくれるメンターの存在を見つけること。
(60代/部長〈経験者含む〉)

私は課長時代が一番つらかったですが、部長、本部長、執行役員とあがっていくにつれて、どんどん自分の自由に部門運営ができ、自由な時間が増えていきました。上にあがれば、全然違う景色が見えます。なるべく課長時代を短く、どんどん上にあがっていって、理想の働く環境を作ってください。(50代/代表取締役〈経験者含む〉)


8.“女性×働く”に関して(フリーコメント)
女性がよりよく働くには、日本社会の性別役割分業意識の改善が必要だと思います。(50代/執行役員〈過去経験者含む〉)

仕事でチャンスがあっても、旦那の会社では調整できないという状況があり、結局妻側が調整するしかありません。もっと女性が社会進出するには、男性側の会社からの理解が必要。(30代/部長〈過去経験者含む〉)

子供が小学生となり、保育園時代よりも丁寧に向き合う時間が必要だと痛感する出来事があり、退職しました。後悔はありませんが、この先管理職としてまた復帰できるのかと不安は大きいです。(40代/課長〈過去経験者含む〉)



「女性管理職に関する調査~現場の声から課題と女性増への示唆を探る~」概要

全調査結果:https://info.waris.co.jp/2402_kanrishoku_report
調査期間:2024年1月10日~1月26日
調査(告知)対象:管理職経験のある女性(Warisご登録者)
調査方法:WEBアンケートフォームによる回答
回答数:260件
調査主体:株式会社Waris



引用・転載にあたってのお願い

「女性管理職に関する調査」は、下記条件に基づきご自由にご引用・ご転載いただけます。
・必ず、「株式会社Waris」のクレジット表記をお願いいたします。
・引用、転載先のWEBサイトから調査結果へのリンクを行う場合は、以下のURLをご利用ください。
https://waris.co.jp/23009.html



株式会社 Warisについて(https://waris.co.jp/

エージェント事業、リスキリング事業、ソリューション事業を通じて、すべての人の『自分らしい人生(Live Your Life)』を応援する人材サービス企業。ビジネス系フリーランス女性と企業とのマッチングサービス「Warisプロフェッショナル」を主軸として、女性役員の紹介サービス「Warisエグゼクティブ」や仕事に直結するリスキング(学び直し)を支援する「Warisリスキリング」などを展開。
ご登録者数 約26,000名、顧客企業 約2,600社。(2024年2月現在)

<会社概要>
本社所在地:東京都千代田区神田鍛冶町3丁目7 神田カドウチビル8F
設立:   2013年4月
代表者:  代表取締役 米倉史夏、田中美和、河京子
事業内容: 人材サービス、有料職業紹介事業
      各種多様な生き方・働き方に関するセミナー、イベント等の企画・開催・運営

※株式会社Warisはベネッセグループです(2023年6月30日より)。