【漫画】さまざまな依頼の陰に横たわる、現代を象徴する人間ドラマを描いた「野良猫と便利屋」試し読みまとめ

人生に絶望して自殺を試みた中年・柴は通りすがりの青年・玄野に命を救われる。これをきっかけに玄野とともに便利屋「ネコノテ」で働くことになった柴が見たのは、有償で行われるさまざまな形の“人助け”だった。「失せ物探し」「対ハラスメント雑務」「町内会の役員」「不登校児の預かり」など、世相を映す依頼の数々と“人を助ける”ことの本当の意味とは…。

さまざまな依頼の陰に横たわる、現代を象徴する人間ドラマを描いた「野良猫と便利屋」(著・乙津きみ子)から厳選して全12回連載でお届け。今回は第10回となる。

前回、会社の倉庫で寝泊まりしている玄野のことが気になり始めた柴は、彼が19歳であるということを知る。今回は、依頼された自治会の役員会で玄野の母親に出会うが、玄野は関わってほしくない様子で…?