泉里香が主演を務めるドラマ「高嶺のハナさん2」(毎週土曜夜0:00-0:30ほか、BSテレ東ほか)が10月1日(土)よりスタート。その放送に先駆け、9月30日にリモートで制作発表記者会見が行われ、主演の泉をはじめ、小越勇輝、香音、中村里帆、小柳友、猪塚健太が登壇した。
同作は、ムラタコウジ氏による同名漫画が原作。バリキャリOLでありながら恋愛スキルは小学五年生で止まっているハナ(泉)が繰り広げる“青春オフィスラブコメディー”。
「高嶺のハナさん2」の登場人物とは?
泉が演じるのは、会社では高嶺の花として一目置かれている高嶺華。前作の小学五年生の恋愛レベルからようやく一つ進級し、年下のダメ社員・弱木強(小越)と超ピュアなお付き合いを始めるものの、二人は進展せずに破局してしまった。さらに、華とひそかに両思いで企画部一のポンコツダメ社員・弱木を小越が、いちずに弱木への思いをはせる社内のアイドル・天井苺は香音が、華に思いを寄せる社内一のプレイボーイ・チャラ田こと更田元気は猪塚がそれぞれ演じる。
また、中村は関西弁全開で周囲を振り回す弱木の同期・淀屋橋うめとして、小柳はニューヨーク帰りのエリート上司で、華の憧れの存在でありながら、実は恋愛レベルは華以下な男・不動凪として出演する。
和やかな制作発表記者会見が開始!
「高嶺のハナさん」(2021年、BSテレ東ほか)を振り返るような映像が流れた後に、泉らキャストが登場。泉は「ジーズン1が終わり、『高嶺のハナさん』が帰ってきました! 皆さんの応援のおかげだと思っています」とファンへの感謝の気持ちを述べた。泉演じる華とひそかなる両思いを続ける弱木を演じる小越は「僕が演じる弱木はすごくポンコツでダメダメな社員なんですけれど、真っすぐな役です。本当に久しぶりにこの役を演じて、また真っすぐさと言いますか、ピュアさが戻ってきたなと感じています」とコメント。
香音は「前回の『高嶺のハナさん』では、ワンカップをガブガブ飲むというキャラクターだったのですが、今回の『高嶺のハナさん2』では、あざとさが残りつつ、ちょっと大人になった苺ちゃんの姿を見せられているかなと思うので、ぜひ楽しみにしていてください」と意気込みを語った。一方、猪塚は「『高嶺のハナさん』より金色にして、気合を入れてきました!」と笑いを取りつつも、「高嶺のハナさん2」へ気合十分な様子を見せた。
今作より登場となる中村&小柳
今作より出演することになった中村は「チーム高嶺に入れて本当にうれしいです。うめちゃんは大阪支社からやってきた弱木の同期なんですけど、こてこての関西弁でみんなにツッコミを入れて、みんなの口の中にタコ焼きを放り込むという、大阪の概念を詰め込んだような子です」と演じるキャラクターを紹介。また、中村と同じく今作より参加することになった小柳は、「不動凪はニューヨーク帰りのエリートの役で、皆さんから憧れられているという役です。ネタバレになってしまうかもしれませんが、話せることはたくさん話をしたいと思います!」とにこやかにあいさつした。
オープニング主題歌「simple」とエンディングテーマ「ブルースター」を担当したさくらしめじが登場し、書下ろした2曲について語ったり、10月11日に誕生日を迎える泉と10月8日に誕生日を迎える猪塚をオリジナルケーキでサプライズで祝福したりするなど盛りだくさんの制作発表記者会見となった。
泉が今作の華さんの見どころを語る
「前作と比べて、パワーアップした所は?」という質問に、泉は「1年半ぶりに帰ってきた華さんはすごくパワーアップしていたので、演じていてとても楽しかったです。前作では弱木くんと結ばれて恋がスタートするってなって終わったと思うんですけれど、今回は憧れの上司である不動さんが現れ、そして今まで以上に仕事スイッチがよりギアが上がって、どんどん仕事を頑張るあまり、恋愛がうまくいかなくなってしまうんです」と明かす。また「華さんはそんな中で登場したうめちゃんに対して嫉妬(しっと)したり、『どうしたらいいんだろう?』と悩みます。華さんがどのように成長していくのかを踏まえて楽しく演じましたので、そこを見てほしいですね」と見どころをアピール。
その他にも、中村が音声スタッフではなく関西出身である照明から演技指導を受けた話やキャスト全員が「絶対にヤフーニュースになる!」と盛り上がった泉による第6話の変顔、照明スタッフの子どもと猪塚によるかわいらしいやり取りなどの話題で終始盛り上がった。
最後に泉が「今回は不動さんとうめちゃんというキャラクターが加わって、ストーリーもさらにパワーアップしていると思います。そして、華さんも仕事には一生懸命なんですけれど、うまくいかない恋愛と、両方のバランスをくずしながら、華さんなりに成長していく姿を皆さんに楽しんでいただけたらと思います。ストーリーもみんなの顔芸もすごく面白いと思うので、テレビの前で一緒に笑ってください」と視聴者にメッセージを送り、制作発表記者会見を締めくくった。