木曜劇場「silent」に出演する川口春奈、目黒蓮、鈴鹿央士 /  ※ザテレビジョン撮影
【写真】鈴鹿央士のコメントに笑顔を見せる目黒蓮

10月6日(木)スタートの木曜劇場「silent」(毎週木曜夜10:00-10:54※初回は夜10:00-11:09、フジテレビ系)の制作発表が9月29日に都内で行われ、主演の川口春奈、共演の目黒蓮(Snow Man)、鈴鹿央士が登壇した。

同ドラマは、川口演じる主人公・青羽紬(あおば・つむぎ)が、本気で愛するも別れることになってしまった目黒演じる高校時代の恋人・佐倉想(さくら・そう)と8年の時を経て偶然の再会。音のない世界で出会い直し、寄り添い、乗り越えようとする姿を描く切なくも温かいラブストーリー。鈴鹿は紬と想の中学からの同級生で、現在、紬が交際している相手・戸川湊斗(とがわ・みなと)を演じる。

川口春奈「紬はまっすぐなキャラクターです」

作品の印象と役どころについて聞かれた川口は「最初は、すごく難しい役でありストーリーだなと思いましたが、優しい気持ちにさせてくれる作品です。紬は愛した人が病気になってしまったことを簡単には割り切れず、向き合っていきたいと思うまっすぐなキャラクターです。見ている人に応援してもらえるようなキャラクターになればいいなと、日々、模索しながら頑張っています」と語った。

目黒蓮「手話の素晴らしさを感じながら楽しく学ばせてもらっています」

手話での演技が多い目黒は「手話の素晴らしさを感じながら楽しく学ばせてもらっています」と話した。そして、司会の伊藤利尋アナに「1年ほど前に手話に興味を持つ、関心を高める機会があったとうかがいましたが…」と話を振られると、「そうなんですよね!1年前に出演していた『滝沢歌舞伎』という舞台で、ある曲を歌うにあたり、ファンの皆さんに僕の思いを手話で伝えさていただきました。その時に、自分の気持ちを離れた場所にいる人にも手話というコミュニケーションで伝えられるのは素敵だなと思いました。今回、こういう形でしっかり手話を勉強させたいただく機会をいただけてうれしかったです」と思いを明かした。

また、演じるうえでの難しやさ工夫を目黒は「手話って手だけじゃなくて表情とかも含めて手話だと思うので、そういうところを大事にしながら演じてます」と話し、川口は「想は、最初から手話でコミュニケーションをとるのが多いですし、二人でのシーンも増えていくと思います。私も難しいなと思いながら頑張っています。(目黒さんの手話は)手だけじゃなくて体で気持ちを伝えてくれて、完璧なので刺激をもらっています」と絶賛した。

目黒蓮&鈴鹿央士「登場人物みんなが優しい」

自身の役を“優しい人”と紹介をされた鈴鹿は「はい。セリフの中に出てくるんですが、“主成分優しさ”と言われるくらい優しい人です。自分の気持ちよりも相手の気持ちを考えて行動している。そして、湊は言葉選びも優しい人だと思います」と紹介。

続けて、川口は「(湊は)本当に優しいです。鈴鹿くんもすごく優しいので湊とリンクしてしまい、顔を見ているだけで胸が締め付けられます。湊の優しさに助けられたり切なくなったりと日々、感情が忙しいです」とコメント。

伊藤アナに「いろいろな優しさが作品を包んでいるような印象ですね」と言われた目黒は「登場人物みんなが優しくて温かいので見て下さる人がどの役にも共感できるような作品だなと思います」と笑顔で語り、続けて鈴鹿も「登場人物みんなが優しくて、それぞれの思いをまっすぐ言葉にのせて伝えるという行動が優しいと思います。見ている人にも優しい気持ちになってほしいです」と話した。

主題歌はOfficial髭男dismが書き下ろした最新楽曲!

主題歌について、Official髭男dismが書き下ろした最新楽曲「サブタイトル」に決定したことが、Official髭男dismのコメントVTRと共に発表された。

そして、主題歌が入った同ドラマの紹介VTRが流れた後に、目黒は「何回も聞いてます。初めて聞いた時も素敵な曲だなと思いましたが、聞けば聞くほど自分の中でいい曲になっていきます」と話し、鈴鹿は「昨日の夜、台本を読みながら聞いていて大号泣しました。一つ一つのシーンを積み重ねていくごとにこの曲の深さもわかるし、ぴったりな素敵な曲だなと思います」とコメントし、川口は「素敵な楽曲を書いていただいたことに感謝しますし、ドラマの世界観をぐっと深みを出していただけるそんな曲になっています。聞き込んでいます!」と語った。

鈴鹿央士「僕はまだ中学生役までいけます!」

回想シーンでの3人の制服姿写真が公開。写真を見た目黒は「ちょっと恥ずかしいですね。回想シーンは、キラキラしていて、春を感じるようなシーンが撮れていると思うので楽しみにしていてほしいです」と照れた表情を見せながらコメントした。

そして、川口は「お二人は格好いいですけど、(制服姿が)私は不安だな~と思いながら撮っています」と話し、鈴鹿は「僕はまだ中学生役までいけます(笑)」と笑顔を見せた。

川口春奈「撮影を頑張りますのでぜひよろしくお願いいたします」

記者から、ロケ撮影が多いと聞きましたがロケ撮影ならではのことがあったら教えてくださいと問われると、川口は「終電後に実際の電車を走らせて撮影させていだだいたり、紬がバイトしている場所の渋谷のタワーレコードさんを閉店後にお借りしたり、リアルな環境が皆さんに届くと思います」と語る。

そして、目黒は「実際のダイヤで動いている時間に電車に乗車し、3駅乗って折り返してきて、降りてくるところを撮影するなどほどよい緊張感があるからいいシーンがとれているのかなと思います」とコメント。

最後に川口は「日々、キャストとスタッフ一丸となって撮影しています。人が人のことを本気で好きになり思う時の胸がキュンとなったり温かくなったり痛かったりする気持ちを伝えられたらいいなと思います。さまざまな愛の形が描かれています。温かくて切なくて、笑って泣けて、いろいろな感情になれるドラマをお届けしたいなと思っております。撮影を頑張りますのでぜひよろしくお願いいたします」と視聴者へのメッセージで締めくくった。