がんの転移が見られます / (C)キクチ/KADOKAWA
子育て、引っ越し準備で大忙しの日々。風邪で鼻づまりが治らないと思っていたら/鼻腔ガンになった話

いずれは誰もが経験する「親の死」。多くの20代にとってまだ意識することのない問題かもしれませんが、その瞬間はある日必ずやってくるもの。決して他人事ではありません。

「親を看取る」ために奮闘した辛くて幸せな日々を描き、SNSで大きな反響を呼んだ20代の会社員・キクチさん。母親の病気が判明した当初は「きっと治るはず」と信じていましたが、転院先や治療法などさまざまな選択肢を探していた中で、余命3ヶ月と告げられたそう。

「最期の時間は家族3人で過ごそう」と決めたキクチさんと父親は自宅介護を決意。慣れない介護に奮闘する日々が始まりました。

誰にでも優しくて前向きな母がなぜ? なんとしても母を助けたい…。残酷な現実と向き合いながら必死に前を向くキクチさんの姿は、「親の看取り」について深く考るきっかけをくれるはずです。

※本記事はキクチ著の書籍『20代、親を看取る。』から一部抜粋・編集しました

私と父が母とお別れするまでの数ヵ月の記録です / (C)キクチ/KADOKAWA
母に心配かけまいと / (C)キクチ/KADOKAWA
母も元気になって / (C)キクチ/KADOKAWA
手まで動かしにくい / (C)キクチ/KADOKAWA
脳腫瘍です / (C)キクチ/KADOKAWA
通院も車椅子で行くようになりました / (C)キクチ/KADOKAWA
しかしその三日後 / (C)キクチ/KADOKAWA
著=キクチ/『20代、親を看取る。』