ハッピーな自分を想像しよう! / (C)奥田 詠子/KADOKAWA
正しい姿勢や歩き方をマスターして「死ぬまで歩ける体」を作ろう!

48歳でウォーキングに目覚めたというウォーキングインストラクターの奥田詠子さんは、61歳とは思えないキレのよいダンスがインスタグラムで注目されています。

「年齢なんて関係ない!」と語る奥田さんが教えてくれるのは、いつまでも若々しい心と体でいるために、「ボディ」と「マインド」の両方からアプローチする「ポジティブウォーキング」。正しい歩き方を身につけ、いつまでも自分の足で歩ける体をつくるためのノウハウをご紹介!

今回は、ブレない「自分軸」を作る方法についてお届けします。

※本記事は奥田詠子著の書籍『人生が「楽しい!」であふれだす ポジティブウォーキング!!』から一部抜粋・編集しました。

自分軸を鍛えないと心も体もブレる

「自分軸」とは何でしょうか。自分のことをおざなりにしている人は、自分よりも他人のことに目が行きます。これは自分軸がブレた状態。一方、ブレない自分軸を持っている人は、自分が何をしたいのか、何を求めているのかが分かっています。だから、他人は気にせず、自分にとって何が必要/不必要なのかを迷いなく判断できるのです。こうしたマインドは、おのずと歩き方にも表れ、力強くいい歩きができるようになります。

私のレッスン生を見ていても、自分の気持ちを後回しにする方ほど「自分が何をしたいか」が見えず、歩きにも集中できていないため最初の一歩がブレやすく、うつむいてトボトボと歩きがちです。体の軸も、心の自分軸もできていないのです。

私たちは意外に何かに寄りかかって立っています。動ける筋肉があるのに使わず、眠ったままです。

軸がしっかりした自分になるには、筋肉を鍛えるのと同じように、ブレない心をつくること。それができるのは、自分自身しかいません。フタをしていた自分の気持ちに目を向け、「これから先、自分が何をしたいのか/何をすればいいのか」を明確にしましょう。

ハッピーな自分を想像しよう! そこから未来を見つけよう

ここで具体的な未来像が見えてくれば、あとはブレずに突き進むだけ。

「自分はまだまだこれから!」「やりたいことがいっぱいある!」という前向きな気持ちになれるはずです。未来に向かって行動を起こすことは、最初は勇気がいるかもしれません。しかし、いざ行動を始めると今までと見えていた景色が変わります。気持ちがワクワクして、まだまだ成長できる自分に気づくことができるはずです。そうです、部屋に閉じこもって、老け込んでいる暇はありません!

自分の深層部を探る質問シート

箇条書きで、思いつくまま書いてみましょう。

焦らず、ひとつの質問に3~5分くらいかけてください。

あなたが求めるものは? / (C)奥田 詠子/KADOKAWA
【あなたが求めるものは?】

毎日どうなったらハッピーと思えるの?

何をしたら自分を褒められるの?

どうなったら「最高」って思えるの?

どんなときに心が穏やかなの?

未来の自分をデザインしよう / (C)奥田 詠子/KADOKAWA
【未来の自分をデザインしよう】

あなたはどこに向かっている?

あなたの望みは何?

5年後のあなたはどのようになっている?

Advice

自分に意識を向け、心の中の自分に集中してみて。最初は答えが思い浮かばなくても大丈夫。定期的にこの問いを繰り返して、自分のやりたいことを徐々に明確にしていけばいいんです。

著=奥田詠子/『人生が「楽しい!」であふれだす ポジティブウォーキング!!』