お出かけ前にさっと手に取りたいマスク、印鑑、靴やバッグだけでなく、こまごましたお出かけ準備にまつわる小物類が玄関にあったなら…。もし忘れ物をしそうになっても、わざわざ家の中まで戻ることがなく快適。帰宅時もスムーズです。そこで、イマドキの玄関収納のおすすめを、整理収納アドバイザーとして活躍する中山真由美さんに伺いました!

【画像で見る】工夫すればベストポジションに置ける!玄関の収納場所の作り方

玄関に置いておくと、朝の支度がスムーズになる小物とは?

感染症対策や花粉など、やはりオールシーズン、マスクはまだまだ欠かせないアイテム。そんなマスクや消毒スプレー類、みなさんはどうやっておうちで管理していますか?

お出かけ前に忘れずさっと持てるように、外出時のマストアイテムは玄関に置くのがおすすめです!

5アイテムのセットが玄関の衛生収納の基本!

ずばり5アイテムとは、マスク入れ、手指消毒用アルコール、除菌シート、ゴミ箱、そして冬場は外出時に使用した手袋入れ。玄関にこれらをなんとなく置いていることはあっても、専用スペースや収納場所を確保していないケースも多いのでは? 1つずつ、なぜここに置いたほうがいいかをおさらい!

玄関の衛生収納の基本! / 撮影/三佐和隆士
■マスク入れ

マスクは人別、用途別など、いくつか種類があってかさばることも。箱は袋に入っているものは1週間分程度出し、ぱっと手に取れる状態にし、ケースにまとめておくと便利。

■手指消毒用アルコール

帰宅後、まずはアルコールで手指を消毒しておくと、手洗いの前にうっかり家のものを触ってしまっても安心。

■除菌シート

スマホやメガネなど、手でたくさん触ったものは、玄関で一旦さっと拭いておくと安心!

■ゴミ箱

使用済みのマスクや除菌シートすぐに捨てられるように、玄関に小さなゴミ箱を常設していおくと便利。

■使用済みの手袋入れ

冬場は手袋、夏場はサングラスなど、外で使用する小物をさっと一時置きしておけるスペースを確保しておくと、家の中に持ち込む必要がなく、次のお出かけ時も便利。子どもの布製の手袋などは、ケースごと洗濯機まで運んで洗濯するルーティンにしても便利。

限られた玄関スペース。収納場所を確保をどう確保する?

玄関に棚などがなくても、スペースがなくても、最近の便利な収納グッズを活用すれば、5大アイテムの置き場は確保できそう。お出かけがスムーズになる収納方法を収納のプロ、中山真由美さんが3つ提案してくれました。自分の家の玄関に合わせた収納を見つけて!

1.ワゴンやカラーボックスに置く

ワゴンやカラーボックスに置く / 撮影/三佐和隆士
キャスター付きで移動させやすいワゴンや、玄関周りのデッドスペースにカラーボックスを用意して、収納場所を確保。

「手に取りやすい上段に毎日手に取るマスクなどを置き、下段にストックを置いておくと、補充もしやすくていいですね!」

2.突っ張り式の棚に置く

突っ張り式の棚に置く / 撮影/三佐和隆士
床にスペースを確保できない場合は、突っ張り式のウォールラックを設置するのもおすすめ。壁に穴を開けなくていいので、賃貸住宅でも取り入れやすい方法です。

「玄関に通じる廊下など、外出時の動線上に設置すると便利ですよ」

3.強力マグネットケースをドアにつける

強力マグネットケースをドアにつける / 撮影/三佐和隆士
玄関ドアの素材にもよりますが、マグネットがつくタイプならば、ドアに直接ケースをつけるのもおすすめ。場所を取らず、出かける直前にマスクなどを手に取ることができます。キッチンや浴室用の収納グッズ売り場で購入可能。

いかがでしたか? 朝の支度や帰宅後の片づけがいつもバタバタする人は、改めて玄関収納を見直して、マスク置き場を整えるのもいいかもしれません!

教えてくれた人▷中山真由美さん

整理収納アドバイザー。リッタスタンツァ主宰。もともと片づけが苦手だった経験もあり、ものを捨てるだけでなく、頻度に合わせた配置などの工夫で、すっきり使いやすくする方法を提案。

撮影/三佐和隆士

取材/レタスクラブ編集部T