逃げまっくた先には何があるんだろう / (C)なおにゃん/KADOKAWA
「人生が終わったと思った」合わない職場環境から、うつと適応障害を発症

逃げるのは悪いことじゃない!人生を変えた休職生活とは?

SNSでメンタルや生きづらさを題材としたイラストと言葉を発信している、なおにゃんさん。合わない職場環境からうつと適応障害で会社を休職した経験があり、当時は「うつになって恥ずかしい。逃げるようで情けない」と感じていたものの、今では「休職して本当に良かった」と心から思っているそうです。

そんななおにゃんさんの実体験から、当時の心境をつづったエピソードをお送りします。病気から、会社から、果ては日本からも全力で“逃げた”先で見つけたものとは…?

※本記事はなおにゃん著の書籍『うつ逃げ ~うつになったので全力で逃げてみた話~』から一部抜粋・編集しました。

1度目の休職からわずか3ヶ月で復職した、なおにゃんさん。しかし、ほとんど回復していなかったため、再びうつを発症して2度目の休職生活を送ることに…。

今日は調子がいいぞー / (C)なおにゃん/KADOKAWA
知らない街 / (C)なおにゃん/KADOKAWA
今いる自分の環境が全てじゃない / (C)なおにゃん/KADOKAWA
(C)なおにゃん/KADOKAWA
このまま遠くに行きたい… / (C)なおにゃん/KADOKAWA
「休職中は、いろんな街を歩いてました。その中で感じたことは、自分の知らないところで人それぞれの生活があるということ。つらい状況にある時は、つい自分を悲劇のヒロインにしてしまいがちですが、私のつらさなんて本来誰にも気づかれないものだし、海の中の一滴に過ぎないくらいどうでもいいもののように思えました。知らない街で知らない家々を眺めていると、そんな風に思えて、少し気が楽になりました」となおにゃんさんは語っています。

著=なおにゃん/『うつ逃げ ~うつになったので全力で逃げてみた話~』