俳優でグラビアアイドルの村山優香が、1stイメージDVD「MY～MOMENT～」(エスデジタル)を発売。発売記念イベントを5月28日に都内で開催した。
こんなにしっかりしている写真集が…
村山は、特撮ドラマ「ウルトラマンデッカー」(テレビ東京系)のヒロイン・キリノ イチカ役でブレークし、2022年「ローマ国際映画賞」で最優秀女優賞を受賞するなど、注目されている20歳の新人俳優。ファースト写真集「MY～輝く瞳～」(彩文館出版)が発売されており、同DVDはその撮影に密着した内容となっている。写真集が出来上がった感想を聞くと「届いた時に『こんなにしっかりしている写真集ってあるんだ』って本当にびっくりして。こんなに板みたいなのを見たことがなかったので、すごい永久保存版だなって、すごくうれしい気持ちでいっぱいでした」と、ハードカバーの写真集に感激した様子。
「あと、ページ数もたくさんあって、本当にページをめくるたびに、やっぱり全然違う感じにしていただいたので、そこがとてもおすすめというか、お気に入りポイントです」と声を弾ませた。
テーマは「大人と子どもの境目」
写真集のテーマは「撮影が19歳と20歳になる間だったんです。大人と子どもの境目的な部分を合わせたらなと思って、表情とかもちょっと工夫したり、大人っぽくしてみたり、幼くしてみたりとかしました」と明かす。撮影は、2022年12月に沖縄・宮古島で行われた。「12月なのに暖かいというところが沖縄に来たんだなって。思っていたより自然がいっぱいで、緑と海って感じで、走り回ってはしゃいで遊びたいなという気持ちでした」と、沖縄ロケを喜んだという。
「晴れるかな、晴れるかなってずっと願っていたんですけど、ずっと曇っていました。あとは、沖縄に来たからと思って、毎日沖縄そばを食べてました。(体型とか)気にせず食べちゃっていました(笑)。純粋に沖縄に来て旅行を楽しんでいるみたいな、自然と楽しんでいる感じでした」と、沖縄の思い出を楽しそうに振り返った。
撮影で涙を流すシーンも
お気に入りのページは「最後のページなんですけど、白いワンピースを着ていて、このカットがとてもお気に入りです。よく見たらちょっと涙ぐんでいるんですけど、カメラマンさんに『軽く泣いちゃってもいいよ』『切ない感じで撮りたいから』と言っていただいて。それでちょっと涙を浮かべてみたっていうカットなんですけど」と、実際に涙を流したという俳優らしい撮影エピソードも。この様子はDVDにも収められているとのこと。そんなDVDは、「本当に私の素が見える感じで、純粋に沖縄で楽しんでいる感じとか、撮影を楽しんでいる感じが描かれていて、朝のメークの時から最後の撮影まで、メーキングに近い感じですね。合わせて見ると、なお楽しいと思います」と紹介した。
写真集の反響を聞いてみると、「みんないいねって言ってくださいます。でも、ファンの方も身内のみんなも、みんなお気に入りのポイントが別々なんですよね。それぞれ違うのでうれしいなって思います」と笑顔を見せる。
ただ、共演者には見せてないそうで「発売してからお仕事で会ったりしたんですけど、水着っていうのが恥ずかしくて持って行けなくて…。でも、今度『ウルトラマンデッカー』最終章のグランドフィナーレの舞台あいさつがあるので、その時に持って行こうかなと思っています」と明かした。
セーラー服を着たカットについては、「えー、なんか高校生の時を思い出すというか、本当に少女になったというか…まだ少女なのかな？ 19歳っていうのは(笑)。でも、若い心を取り戻したというか…」と、20歳の口から驚きの言葉が飛び出した。
憧れは満島ひかり
「ウルトラマンデッカー」出演で多くの学びがあったが、今回の作品にも生かされたところがあるという。「キリノ イチカ役で目力を意識していたんです。すごく芯のある子で、強い女の子なので。で、実際この写真集を撮影して、目力がより強まったというか、イチカっぽい表情があったりとかはありましたね」と、演じた役柄を感じさせる部分もあるとのこと。
今後の俳優業については「私は一つ一つの作品によって別人のように変われる女優さんになりたいなって思っています」と言い、憧れの俳優には満島ひかりの名前を挙げた。
