小関裕太 / 撮影=栗原祥光
【写真】「実験的だった」というお気に入りカットを披露する小関裕太

俳優・小関裕太が「小関裕太 2023-2024カレンダー『Fashionsnap』」(アミューズ)を発売。3月25日に都内で発売記念イベントを行った。

“ファッション”をテーマにしたカレンダーを発売

小関裕太は1995年東京都生まれの27歳。テレビ東京系ドラマ「来世ではちゃんとします3」や舞台「キングダム」などに出演するいっぽう、TBS系列の情報番組「王様のブランチ」ではレギュラーを務めるなど、若手俳優の注目株として知られている。

7作目となるカレンダーのテーマは「ファッション」。ファッション雑誌を見ているようなカレンダーに仕上げられている。「自分自身もファッションが大好きなので、今回は普段ファッション雑誌を主に担当されているスタッフの方々と一緒に制作しました。皆さんそれぞれの観点だったり知識が凄いですね。メイクさんが手をこうやった方がいいですよ、とか各方面から色々なアイデアが出たりして、ディスカッションをしながら撮影しました」と明かした。

「実際に着た風の3倍くらいの服を用意して、それをどうするか、というのをその場の空気で決めて。それに合わせてメイクをして、という撮影でした。着替えるのは大変でしたけれど、セッション感があって、凄く楽しかった」と、撮影の裏側を紹介した。

お気に入りのカットを紹介

お気に入りのカットは、表紙と5月、そして誕生日月である6月。「表紙は、まず写真を白黒で撮って、それを別の撮影をしている合間にスーツケースに貼ったのを撮ったという、重ね合わせるという要素のある1枚です。現場でアイデアを出し合った結果、この写真ができて、表紙になりました。ちなみに文字は僕が実際に現場で書いたもので、2の文字が反転していたりします」と説明した。

さらに、「6月は、僕の誕生日ですね。よくみると6月8日には丸がついています。これは最初に撮影したのですけれど、スタイリストさんがパッと手を離した瞬間に撮っています。アナログ的なのですけれど、空気感というか重力があって、凄く印象的に残っています」と衣装が広がったショットも披露。

また顔がアップになったショットを紹介すると、「5月の裏側の写真なんですけれども、なんかカメラ目線ではなく、僕自身ちょっと気が抜けているような、楽しい事を考えているような表情で実験的だったなぁと思います」と笑顔で語った。

「レイヤードを意識して服を選びました」

こだわりのファッションについては、レイヤード(重ね着)を意識したとのことで、この日もレイヤードファッションで登壇。「普段はスーツっぽい感じだったり、家でもきれい目にしてカジュアルなイタリアンレストランへ行くような服が多く、色々なジャンルに染まることが好きなんですけれど、今回はレイヤードを意識して服を選びました。重さとか表面の感じ、合わせ方というところに面白さを感じるので、そういうところを見てほしいです」とアピールした。

飾ってほしい場所について尋ねられると「包装からして凄くオシャレなんですよ。自分のカレンダーなのですけれど、(手にした時に)自分の中でもテンションが凄く上がって」「ですので、本棚にしまってもらって、見たい時に取り出すというのもいいかもしれませんね。あとカード状になっているので、ピンで壁にさしたりしてもいいかも」とにっこり。

出来栄えについて尋ねられると「今、自分ができる100点です」と自信を覗かせた。

◆取材・文=栗原祥光