佐原ミズのコミック「尾かしら付き。」実写映画化決定 / (C)佐原ミズ/コアミックス ©2023 映画「尾かしら付き。」
【画像】 「尾かしら付き。」実写映画化が決定、特別イラスト公開

佐原ミズ原作のコミックス「尾かしら付き。」(ゼノンコミックス/コアミックス)が2023年に劇場公開することが決定した。映画化が決定した本作のキャストなどは随時解禁予定。

原作は「マイガール」などの原作者・佐原ミズ

原作者の佐原ミズは、アフタヌーン四季賞2001年冬のコンテスト〈佳作〉を受賞した『ROBOT』(月刊アフタヌーン)でデビューし、2004年に同誌で開始した「ほしのこえ」で連載デビューを果たした。代表作は、TVドラマ化もされた「マイガール」や、「バス走る。」「鉄楽レトラ」などがあり、20~30代の女性を中心に支持を集める漫画家である。

「みんなと違う」ことに戸惑いながらも、心を通わせあうラブストーリー

本作は、お尻に豚のような尻尾が生えていることで偏見の目にさらされてきた少年・宇津見快成と、そんな彼に寄り添おうとする少女・樋山那智の出会いから、傷つきながらも心を通わせ合う、切なく愛おしい10年間の愛を描いた物語だ。樋山那智は、ソフトボールに汗を流し、“日焼け”に憧れる平凡な中学生。彼女は同級生の宇津見君が抱える重大な秘密を知ってしまう。それは、彼に「しっぽが生えている」ということ。「みんなと違う」ことに迷い戸惑い傷つきながらも、お互いのことを知りたいと思いながら、その気持ちをどう伝えたらいいかわからない健気な2人の恋模様を描く。