「しょうもない僕らの恋愛論」最終回で、くるみ(中田青渚)はついに拓郎(眞島秀和)に思いを伝える! / (c)原秀則/小学館/ytv
【写真】ギャグ漫画のような包帯姿を見せる拓郎(眞島秀和)を、くるみ(中田青渚)は放っておけない

眞島秀和が主演を務めるドラマ「しょうもない僕らの恋愛論」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系)の最終回となる第10話が、いよいよ3月23日(木)に放送される。

大切な存在と別れた中年デザイナー・拓郎を眞島秀和が好演

街で見かけた絵里(矢田亜希子)に、拓郎(眞島秀和)は「今、幸せ?」と声をかける / (c)原秀則/小学館/ytv
原秀則の同名漫画を原作とする本作は、人生の停滞期に入った40代独身の中年デザイナー・筒見拓郎(眞島秀和)がかつて愛した女性の娘・くるみ(中田青渚)と出会い、自身の止まっていた人生が動き出す様子を描く“等身大のヒューマンドラマ”。

拓郎、くるみ、そして拓郎の高校の同級生で、20年以上も拓郎へ思いを寄せながら一歩踏み出せずにいた森田絵里(矢田亜希子)は、互いの考えに触れて刺激し合い、それぞれが自身を見つめ直し、新たな一歩を踏み出していく。

また、くるみの同級生・小椋悠役で地上波連続ドラマ初出演となるJO1・木全翔也が出演。さらに、くるみの祖母で喫茶店を営む谷村桃子役を手塚理美、拓郎の勤めるデザイン会社の社長・木ノ下二郎役を杉本哲太、拓郎の行きつけのバー「ちゃらんぽらん」のマスターを嶋田久作が演じる。

その他、絵里が勤める会社の後輩・堀江俊彦役に古舘佑太郎、くるみの父で安奈の元夫・平尾研二役に橋本じゅん、拓郎の同級生・宇崎隆役の黒田大輔、柳竜太郎役の好井まさおなど、多彩なキャスト陣が3人の物語を盛り上げていく。

一度は同居を再開するも、見事に“地雷”を踏んだ拓郎に絵里が別れを告げた第9話

大学生となったくるみ(中田青渚)は、出版社で楽しくアルバイトに励んでいた / (c)原秀則/小学館/ytv
3月16日放送の第9話では、独立の件をめぐって腹を立てた絵里が拓郎の家を出ていってしまう。それから2週間、マスターから早く絵里に連絡するようアドバイスされた拓郎は、再会した絵里に「そろそろ、絵里の鍋が恋しくなってきたんだよなぁ」という不器用な言葉で仲直りを試み、二人は同棲を再開する。

そんな中、くるみは描いた絵を見てもらおうと拓郎の自宅を訪ねるが、出てきたのは絵里だった。何気ない会話の中で、くるみは絵里に自分の恋心を見透かされた上、絵里が25年間拓郎に片思いしていたことを知り、絵里に「お幸せに」と言い残し拓郎の家を後にする。

大人な絵里とまだ子供な自分との差を痛感したくるみは、拓郎と会った際、自分が成長するためという口実で「もう連絡しません」と宣言。自ら距離を置くも拓郎への思いが断ち切れないくるみは人知れず涙する。そんなくるみのそばで一緒に涙を流す悠の姿に、視聴者からも「泣ける」「切ない」といった声が上がった。

その後、絵里と拓郎はいつものように飲みに行くが、拓郎が発した「絵里とはもう空気みたいな感じ」という言葉に、絵里は別れを決意する。恋の終わりを見届けた視聴者からは「拓郎の自業自得」など絵里を支持する声が相次いだが、「その関係性をポジティブに捉えられれば幸せになれたのに」と惜しむ声も寄せられた。

第10話の予告映像では、拓郎と絵里が別れてから数年後の話が展開。ある晩酔っ払って大けがを負い、漫画のような包帯姿となった拓郎は、出版社を訪れた際偶然くるみと再会する。拓郎を自宅まで送り届け一緒に食事をしたくるみが、拓郎に「けがを言い訳にして逃げてませんか?」と問いかける場面も。

そして、くるみはついに「筒見さんは私のことどう思ってますか? 私は好きです、筒見さんが」と、拓郎に素直な思いをぶつける。拓郎、絵里、くるみ、悠に加え、絵里の後輩・堀江の恋のゆくえはどんな結末を描くのか。最後まで目が離せない「しょうもない僕らの恋愛論」第10話は、3月23日(木)夜11:59から放送。

「しょうもない僕らの恋愛論」第10話あらすじ

拓郎(眞島秀和)はくるみ(中田青渚)の思いにどう答えるのか / (c)原秀則/小学館/ytv
絵里(矢田亜希子)と別れて3年が経ち、拓郎(眞島秀和)はフリーのデザイナーとして忙しい日々を送っていた。栄養ドリンク片手に無理を続ける中、かつての同僚と飲み酔っ払っていた拓郎は、帰り道で転倒し大けがをしてしまう。

一方、20歳になったくるみ(中田青渚)はアルバイトに明け暮れていた。先月から始めた出版社「由岳館」でのバイトでは、いつか憧れの漫画家・ワカタマコに会いたいという目標を持ちつつ、楽しく過ごしていた。

そんなある日、くるみは打ち合わせのため由岳館に来ていた拓郎と鉢合わせる。さらに、拓郎が絵里と別れたことを知ったくるみは、自分の気持ちをぶつけることに。果たして、拓郎はくるみの思いにどう答えるのか。