長期保管する紙は、アイテム別の特徴に合わせてファイリングを / 撮影/林 ひろし
【画像で確認】冷蔵庫のトリセツ、どう保管する?

いつのまにかたまってしまう紙もの。

特に、保証書や子どもの思い出の作品など、長くとっておきたい紙ものは扱いが悩ましいですよね。必要なときにすぐに見られるよう、上手に整理しておきたいものです。

「紙ものかんたん整理術」今回は、長期保管したい紙ものの整理術をご紹介しましょう。

4月からの新年度に備え、学年末に子どもが持ち帰る作品を整理したい、なんて人も必見ですよ!

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まずは「とりあえず保管」と「長期保管」に分ける!

レシートや領収書など重要度の低い紙も、なんとなく保管しようとしていませんか? まずは、長く保管しておきたい紙ものを分けることから始めましょう!

まずは「とりあえず保管」と「長期保管」に分けることから始めて / 撮影/林 ひろし
■A.とりあえず保管

例えば…

□クレジットカードや公共料金の明細書

□子どものテストやプリント

□レシートや領収書

■B. 長期保管

例えば…

□大切な手紙や写真

□家電の保証書

□保険証券

なぜ取っておくか、「残す理由」を考えてみましょう。残す理由が分かれば、A 、B のどちらなのかが分かります。Aなら期限、Bなら保管法に着目して収納することが大切です。

ちなみに、「とりあえず保管」「長期保管」のどちらでもない下記のような紙は、「すぐ捨てるべき紙」。確認したら即処分しましょう!

□不要な郵便物やダイレクトメール

□ポストに入っている不要なチラシ

□情報が古くなった資料

□期限が切れたクーポン

□すでにない家電の取扱説明書

□現在は契約していないものに関する書類

□過去の切符、航空券、入場券、映画の半券

「長期保管」の紙もの整理術:秒で探すコツはアイテム別の特徴に合わせたファイリング

長期保管する紙といえば、保証書、契約書や思い出のもの。必要なときにすぐ取り出せるよう、アイテム別に分かりやすくファイリングして。

■【家電や設備の保証書】▶︎アイテムごとにクリアファイルに入れ、まとめてBOXに収納

取説や保証書はアイテムごとにクリアファイルに入れ、まとめてBOXに収納 / 撮影/林 ひろし
家電などの取扱説明書はネット検索すれば見られる。それより重要なのは保証書。1枚のクリアファイルに1アイテムの取説を入れ、目立つ場所に保証書を貼り、あれば部品や付属の工具も一緒に入れて。

目立つ場所に保証書を貼付。セットにしておけば迷子防止に / 撮影/林 ひろし
セットでファイルに入れたら、あとは家電も設備関係も一緒にBOXに入れるだけ。ペンと予備のラベルシールもつけておけばファイルにラベルがすぐ貼れる。

■【残したい子どものテストや作品】▶︎人ごとにまとめてリングファイルに

思い出として残したい子どものテストや作品は人ごとにまとめてリングファイルに / 撮影/林 ひろし
思い出として残したい子どものテストや作品は、人別にリングファイルにまとめると見返しやすい。ポイントはファイル1冊に入りきる枚数に厳選すること。年度末の春休みや卒業時に見直すとよい。

リング用の穴をあけたくない作品には、市販のリング用シールを利用 / 撮影/林 ひろし
リング用の穴をあけたくない作品には、市販のリング用シールを貼るのも手。作品にシールを貼って二つ折りにすればリングに通せる仕様に。折り返すとき、穴がずれないように

■【手紙や写真】▶︎人ごとに分けてBOXにぽいぽい収納

手紙や写真は人別に分けてBOXに入れると見つけやすい / 撮影/林 ひろし
量は少しでも、置き場所を決めないと迷子になりがちな大切な人からの手紙や写真は、「A美」「親」など、人別に分けてBOXに入れるとすぐ見つかる。大きめのBOXなら分厚いものも収納できておすすめ。

■【保険証券や、家や車の契約書】▶︎専用ファイルのまま保管

重要な保険証券や、契約書は専用ファイルごと渡される場合が多い。わざわざ出さず、そのままの状態で、特定の場所に保管するのが◎。

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大切な紙なのに、探そうとするとなかなか見つからなくてイライラ...。そんなストレスから解放される整理術。ぜひお試しくださいね!

監修/本間朝子 撮影/林 ひろし 編集協力/宇野津暢子

【レタスクラブ編集部】