ため込んだ水回りの汚れに悪戦苦闘していませんか? それをぐっとラクにするのが、実は汚れが落ちやすい夏のプチ掃除。頑張らずにきれいになる、掃除&片付け術を伝授します!今回は、ラク家事研究家のみなさんに「『窓回り掃除』のラクラク掃除術」を教えてもらいました。


乾きやすい夏がチャンス!
窓回り掃除のススメ


汚れた窓も、夏の間にリセットすれば年末の大掃除がラク。
「ホコリは上から下に落とす」の法則通り、数字の順に掃除しましょう。

1.網戸


メラミンスポンジで拭く
まずは網戸についたホコリ掃除から。幅広のメラミンスポンジを湿らせ、上から下の順に軽くなでるようにコの字に拭きます。暑い日は室内側のみでもOKです。
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2.窓ガラス


アルカリ電解水+ふきんで拭く
手袋をして、窓にアルカリ電解水を吹きつけながら、マイクロファイバーふきんで上から下にコの字に拭いていきます。中→外の順に拭きますが、暑い日は室内側のみでもOK。
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窓とサッシの間のゴム部分。ホコリがたまったり、結露でカビがついたりと汚れがち。忘れずに拭きましょう。
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3.サッシ
スポンジでこするだけ
ペットボトルなどで水をたっぷりサッシに流し入れ、切れ目を入れたスポンジをサッシにはめ込み、こすり洗いします。水で汚れがゆるむので簡単にきれいに!
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サッシの溝に合わせてカッターで切れ目を入れて
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カーテン洗いも夏がおすすめ!


窓からの日差しが強く、洗ったカーテンが乾きやすい夏。
カーテン洗いに絶好の季節です。
つけ外しが面倒なカーテンフックも、つけたままで洗えます。
【洗濯ワザもチェック】
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カーテンを外し、フックはつけたまま内側に2回折り込みます。洗濯ネットの横幅の長さに合わせて、縦にじゃばら折りにします。

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洗濯ネットに合わせて畳み、中性おしゃれ着用洗剤を入れ、ドライコースで洗濯。柔軟剤を入れると静電気防止効果でホコリよけに。

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洗濯後はすぐカーテンレールにかけ、カーテンを閉めた状態で乾かします。レースカーテンも同様に。一緒に洗い、同時に干してもOK。


取材・文/シェルト・ゴ(佐藤由香、堀井明日香) 撮影/木谷基一