生きていると、時に自分の無力さに打ちひしがれたり、壁にぶち当たって心が折れそうになったりしますよね。疲れた夜、泣きたい夜だって、誰しもあるはず。そんなとき、ひっそりと佇み、寄り添ってくれる、熊と鮭が営む一軒の甘味処。そこにあるのは、温かいお茶と、甘いもの一品だけ。切なくも温かい、中山有香里さん著の書籍『泣きたい夜の甘味処』(KADOKAWA)から厳選してお届けします。
※本記事は中山 有香里著の書籍『泣きたい夜の甘味処』から一部抜粋・編集しました。

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