「40代の女性です。一部のスポーツは『高齢者が楽しむもの』と思いこんでいる方もいますよね。でも、年齢なんて本当は関係ないもの。お年寄りのスポーツにはまった小学生にホッコリしました」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?

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■講座の数も種類も多い放課後の児童預かり制度
現在、私(43歳)には小学6年生の息子がいます。
私の住む市の小学校には、小学校内の教室を利用して、放課後に子どもを預かる制度があります。
我が家は共働きで、息子の面倒を見る祖父母もいないため、この制度を利用させてもらっています。
土曜日も利用できるので、低学年で子どもだけの留守番が心配な保護者の間でも「助かるよね」という声が多いです。
この放課後の児童預かり制度で、息子が気に入っているのは、参加できる講座の種類が多いこと。
講座の担当は、主に近所の大学の学生や保護者の有志などです。
文科系では工作、手芸、編み物、茶道、料理、百人一首、将棋などなど。
人気講座は抽選になるほどで、スポーツ系もサッカー、ドッジボール、卓球などさまざまです。
その中の一つに「グラウンドゴルフ」があります。
息子がまだ低学年のとき、土曜日に親子で参加したことがあります。
ゲートボールとほぼ同じルールだそうで、ゴールの枠がやや大きめなのだとか。
偏見かもしれませんが「ゲートボールって、お年寄りのスポーツのイメージだなぁ」と思っていました。
実際、近所の公園でも、ゲートボールをしているのは高齢者の方々です。
でも、このグラウンドゴルフ、実際にやってみると難しいのです。
私はまったくボールがゴールの枠に入らず、ショックを受けました。
息子は「サッカーや野球のほうがあっている、走り回りたい!」と言い、グラウンドゴルフはすぐにやめてしまいました。
そんな中、息子と同学年のAちゃんは、誰よりも楽しそうにグラウンドゴルフをしていたのが印象的でした。

■その後のAちゃん。そしてついに...にホッコリ
息子が5年生のとき、学校行事で偶然Aちゃんのお母さんに会い、近況を聞きました。
Aちゃんはグラウンドゴルフに夢中で、近所のお年寄りのグラウンドゴルフのサークルにも入ったそう。
お母さんがお願いして、Aちゃんを特別に入れてもらったようです。
私の住む市では、グラウンドゴルフの大会があります。
これは後から知ったのですが、Aちゃんはなんと1年生の頃から毎年出場していたそうです!
そこまで本気だったなんて知らなかったので、とてもびっくりした私。
それから月日がたった2023年の秋、市の大会がありました。
そこで、過去にその大会で何度も優勝していた、70代のグラウンドゴルフ界で「チャンピオン」といわれる有名な方と接戦の末、6年生になったAちゃんは優勝したのです!
それは地域の広報誌にも「小学生が優勝!」と大きく掲載されました。
好きなものを極めるってすごい!
Aちゃんに後日会ったとき「優勝、おめでとう」と言いました。
「おじいちゃん、おばあちゃんたちにすごく可愛がられてるの。中学校にいっても続けるんだ!」と嬉しそうに話すAちゃんを見て、私も温かい気持ちになりました。