松永(中島健人)と美己(高橋ひかる)のラブストーリーが最終回を迎えた / (C)カンテレ
【写真】最終回でイメチェンを見せた健太郎(向井康二)

中島健人(Sexy Zone)主演のドラマ「リビングの松永さん」(毎週火曜夜11:00-11:30、カンテレ・フジテレビ系) の最終回となる第12話が3月26日に放送された。視聴者をヤキモキさせた松永(中島)と美己(高橋ひかる) の恋模様。その結末は、松永らしさがあふれたものだった。(以下、ネタバレを含みます)

「リビングの松永さん」とは

本作は人気コミックを原作に、さまざまな世代の男女が共に暮らすシェアハウスが舞台。恋に不器用なアラサーのグラフィックデザイナー・松永純(中島)とピュアで一生懸命で恋愛偏差値の低い高校生・園田美己(高橋)が、時に衝突し、時に助け合うことで互いを認め合い成長していくラブコメディー。

シェアハウスメンバーとして、特定の恋人は作らない主義のバーテンダー・鈴木健太郎を向井康二(Snow Man)、医大に通う大学生で恋愛に興味がない北条凌を藤原大祐、結婚してシェアハウス卒業をしたオタク系女子・服部あかねを大久保桜子、美己にとって憧れのお姉さん的存在のネイリスト・大貫朝子を黒川智花が演じる。

“リビング”で松永が美己に向けた言葉は…

両思いになるも、美己を思ってシェアハウスを松永が出て行った最終回。美己のことが好きだった凌は、思いがあふれて告白するが、きっぱり振られてしまう。そんな凌が、松永と美己の恋の進展を手助けした。

松永を呼び出した凌は、美己が両親のいる和歌山県に帰ることになったと告げ、「園田さんのこと笑顔にできないなら、松永さん、ぜんぜん筋通ってないですよ」と迫った。

翌日、仕事のプレゼンを終えてシェアハウスに向かった松永。行き違いになったかと思ったとき、凌から忘れ物があると連絡を受けた美己が戻って来て、リビングで2人は顔を合わせた。

そこで松永は本音をさらけ出し、「俺はミーコがいなきゃダメなんだ!だから中途半端な関係を、もうミーコと続けていくのは無理なんだよ!だからミーコ、俺と結婚してくれ!」とプロポーズを。

今すぐにではなく、2人が夢をかなえ、周囲に祝福されるタイミングで、と付け加えたものの、美己はもちろん、盗み聞きしていた健太郎たちも、そして視聴者も驚く展開となった。

松永らしいクスっと笑えてハッピーなラスト

SNSには「色々ぶっとばしてプロポーズした!」「松永さん色々すっ飛ばしてプロポーズするの最高だわ」「真っ直ぐな人だな~」「素直になりすぎてプロポーズしてる」といった感想が寄せられた。

本話のラストで描かれたのは、それから1年後。高校を卒業した美己を呼び出した松永は、美己が原動力となって完成した仕事を見せると、「ミーコ、これからよろしく」と告げて顔を近づけ…。だが「やっぱ、だめだ。キスはまだ早すぎる!」と止め、手をつないで笑顔で歩きだして幕を閉じた。

「松永さんってぶっ飛んでるけどそれが松永さんなんだよなあ」という声もあり、松永らしいといえるハッピーエンド。「#リビ松みてる_最終回」が日本トレンド1位を獲得する反響を呼んだ。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

※高橋ひかるの「高」はハシゴダカが正式表記