相撲をエンタメとして魅せる!2024年5月開業予定の「THE SUMO HALL HIRAKUZA OSAKA」がインバウンド集客に挑む

東京ウォーカー(全国版)

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株式会社阪神コンテンツリンクが2024年5月30日(木)、大阪ミナミの「なんばパークス」8階に開業する相撲エンタテインメントショーホール「THE SUMO HALL HIRAKUZA OSAKA(ザ スモウホール ヒラクザ オオサカ)」。インバウンド向けという異色の施設が、注目を浴びている。

「海外からの旅行者へ日本の伝統文化“相撲”に触れる機会を提供する」という新しく珍しい試みの施設とはどういう施設なのか?同施設の広報担当者にも話を聞いてみた。

「THE SUMO HALL HIRAKUZA OSAKA」とは?

相撲の魅力をわかりやすく楽しく!「THE SUMO HALL HIRAKUZA OSAKA」開業の理由とは?

元力士による圧倒的な迫力の相撲ショーと、日本文化のひとつである“お弁当”をともに楽しめる常設の「エンタテインメントレストラン」では、土俵(ステージ)での力士(元力士)たちとの触れ合いや記念撮影など相撲の魅力を堪能できる体験型エンタテインメントを、全編英語で毎日上演する。すべての公演チケットに「オリジナルの和食弁当」と1ドリンクが付き、別途オプションで高級弁当や要望に応じてハラール弁当・ヴィーガン弁当への対応も行うという(別途料金)。

ショーは、約60分間。オープニングアクトに続いて力士が登場し、MC(司会者)による英語での相撲の文化・歴史やルール解説のあと、迫力満点の取り組みやぶつかり稽古等を繰り広げる。また、パフォーマンスを見るだけではなく、観客は土俵に上がって四股・股割りの稽古や、力士に挑戦するなどの体験も可能。さらにフリータイムでは約30分間、力士と一緒に記念撮影もできる。

【画像】Netflixで話題となった相撲ドラマに出演した力士もショーに登場予定!

「THE SUMO HALL HIRAKUZA OSAKA」概要
【料金】
S席 1万6000円、A席 1万2500円(子ども9000円)、B席 9500円(子ども7000円)
※すべて税込価格
※子どもは3歳以上~12歳以下(弁当の内容が異なる)
※チケット購入については公式サイトをチェック

【営業時間】
11時~23時[週休1日]

【パフォーマンス】
各日2公演
(1)18時開演(17時開場)  (2)21時開演(20時開場)

グッズショップも併設!

併設のショップはチケットを持っていなくても入ることができる

HIRAKUZAオリジナルグッズなど、旅の思い出となる買い物ができるグッズショップも併設。外国人の方々に楽しんでもらえるようなベーシックな日本らしいグッズに加え、相撲をユニークなデザインで表現したオリジナルグッズや関西土産も用意しているという(内容は変更となる場合あり)。

「施設のことをもっと知りたい!」担当者に話を聞いてみた

開業前ということでわからない部分がたくさん。もっと知りたい!ということで、「THE SUMO HALL HIRAKUZA OSAKA」広報担当者に話を聞いてみた。

――“相撲エンタテインメントショーホール”とはどんな施設でしょうか?魅力や一番の見どころについて教えてください。

【担当者】日本の国技である相撲を楽しみながら、より深く理解していただくために、ショー仕立ての演出にしています。体重200キロオーバーの元大相撲力士たちのぶつかり稽古や真剣な勝負は迫力満点です。そんな力士たちが魅せるコミカルなパフォーマンスも、もうひとつの見どころとなりますが、これはお越しいただいてからのお楽しみとなります。

――ショーには1回に何名くらいの力士(元力士)が登場予定ですか?

【担当者】1回のショーには4名が登場します。出演は全員、元大相撲力士となります。Netflixで話題となった相撲ドラマに出演した力士も登場予定です。

――ショーは全編英語で上演されるとのことですが、ターゲット層は完全に外国人観光客なのでしょうか?日本人向けの上映も予定されていますか?

【担当者】メインターゲットとなる顧客層は、欧米豪および英語圏のアジア諸国を想定しておりますので、すべて英語のMCが司会進行いたします。ですが、大型LEDビジョンでは、日本語も含む多言語による簡単な説明もあります。団体貸切公演の場合は、英語以外での司会進行も対応予定です。

――併設のショップについては、誰でも無料で立ち寄ることができるのでしょうか?

【担当者】ショップについては、なんばパークスの営業時間の午前11時からオープンし、営業時間中はどなたでもお買い物を楽しんでいただくことができます。もちろんショップの入場は無料です。

――最後に、なぜ“相撲”なのでしょうか?このショーホールを作るにいたった思いについてお聞かせください。

【担当者】1500年の歴史を持ち日本の国技といわれる相撲は、ルールも簡単で庶民の娯楽として日本人に愛されてきました。そんな相撲の魅力をエンタテインメントの要素も加えて、いつでも気軽に見ていただけるようにしたいという想いから「THE SUMO HALL HIRAKUZA OSAKA」を企画いたしました。

「THE SUMO HALL HIRAKUZA OSAKA」開業により、世界から日本や大阪への興味や注目がこれまで以上に増しそうな予感。日本の素晴らしい文化である相撲の魅力が、さらに世界へ広がっていくことを期待したい。

取材・文=矢野 凪紗

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